だれしも、牧場で搾りたての牛乳を飲むのはおいしいと思うでしょうが、山地酪農で育った牛がもたらす牛乳には、そんなイメージ的なおいしさ以外に様々な特徴があります。

自然の草を餌にする牛が作り出す生乳の乳脂肪分は、本来 3.0%〜3.5%程度。
夏場、水分量の多い青草を餌にしている期間は乳脂肪分が低く、乾草が主体になる冬場には乳脂肪分は増加します。