一般的な舎飼い酪農では、雄牛(種付け牛になるものを除く)や人工授精を行っても妊娠しない牛(しにくい牛)は市場を通じて肥育農家に販売されてやがて肉になります。 人工授精はもちろん有償ですから、受精の確率を上げるために発情誘発剤を使用したりもしますが、成功率は6割前後です。



また、妊娠した乳牛が出す乳の量にはピークがあります(3〜4回目の出産の後 )。
ピークを過ぎると乳の量も減少していき一定水準以下になると肉牛として処分されます。
こうした牛の一般的な寿命は、6〜7歳といわれています。