※こちらの記事は2017年のものです。
どうも、いわゆるソフトドリンクのお店 塚本です。
当店のある和歌山県と言いますと、
有名な特産品で「みかん」があります。
そんな和歌山県産のみかんを使い、県内の工場で作られているという期間限定商品
「伊藤園 瞬間パック 和歌山県産みかん」
商品ページへ
商品の正式名称は「摘みたてみかんを搾ってそのまま瞬間パックしました。」
商品名からも伝わる、製法にこだわっている感！
その「瞬間パック」の秘密を探りに、和歌山県紀の川市桃山町にある工場へ取材させてもらいました！
だって、当店も同じ和歌山ですからねっ！
お邪魔したのは、和歌山ノーキョー食品工業 さん。
当店から車で１時間ほどの桃山工場へお邪魔してまいりました。
JA和歌山グループということで、地元ではお馴染みのみかんジュースなども作っているんですが
伊藤園さんをはじめ、大手メーカーの商品も委託製造されてるんですね。
この「瞬間パック」シリーズは
そんな「みかんジュース」を長年作ってきた和歌山ノーキョー食品工業の方々も
「美味しいですよ。」と言っていて、気になっておりました。
この日も「瞬間パック」を作っているということで
工場へ美味しさの秘密を調査してまいりました！
瞬間パック 調査 その1
入荷後すぐに搾汁ー！
この日も県内からみかんが集まっていたのですが、
なんと1日の受け入れ量が 50t ・250t。
集荷場から大型トラックで運ばれてくるのですが、もうみかんがぎっしり！
これほど多いみかんを入荷後すぐに搾汁しています。
まさに、摘みたてみかん を搾ってますねぇ。
そして搾汁自体も早いですよ。
1時間で 25tのみかんを搾汁できるそうです。
（1日のMAXは300tほどらしいです。）
瞬間パック 調査 その2
熱を加えるのは最小限の1回に！
この「瞬間パック」は果汁100%ストレートジュースでございます。
ストレートジュースとは、果実から搾ったジュースを濃縮などせずに、そのまま容器に詰めることで
果実本来の味をより楽しめるものです。
みかんのストレートジュースの場合は、
一般的に搾汁したジュースを繁忙期の夏まで一度冷凍保存して
夏前に商品へパックしていく事が多いそうです。
「冷凍保存」と「商品へパック」 する際に2回の熱殺菌が必要になってきます。
それがこの「瞬間パック」は、
搾汁してすぐに商品へパックするために
パックする際に1回の熱殺菌となってます。
熱を加える時間が多くなるほど、加熱臭というのが出てくるそうで、
1回になったことでその加熱臭を抑え、より「みかん」らしさが残っているそうです。
また、本品は搾ってから24時間以内にパックしています。
瞬間パック 調査 その3
毎日味が違う！？
みかんをはじめ農産物は、時期や場所、天候によっても味や糖度が多少変わります。
一般的な商品では、味が均一になるように複数のジュースを混ぜ合わせて調整しいるそうです。
この瞬間パックでは
搾汁してすぐパックするため
その日のみかんの味によって、多少味に違いがあるんですって！？
取材当日は僕も「瞬間パック」をいただいたんですが
確かに、みかんをそのまま食べたような味わいがありました！
僕はみかんそのものも大好きなのですが、確かに普通のジュースとは違い、より本物のみかんらしさがありました。
いやー、みかん感がすごいですねぇ。
皆さんも是非味わってみてくださいね。
後日談
店頭で並んでいた製造日の違う「瞬間パック」を飲んでみると確かに味が少し違いました。
皆様も是非その微妙な味の違いも楽しんでみてくださいね！
