低毒性流出油処理剤           
アースクリーン              

商品の特長・効果
●床洗浄、計量機の洗浄、部品洗浄、作業着・軍手の洗浄、手洗い等通常の洗剤として
 使用でき、白濁現象をおこさない全く新しい洗浄剤です。
●油を超微粒子に加水分解させ、再付着しないため油紋やオイルボールにならないこと
 により下水、排水に流れても油の二次汚染がなくなります。
●グリストラップも汚れなくなり汲み取りコストが著しく軽減されます。
●希釈タイプ(5〜10倍)なのでコスト削減になります。
●水系洗剤のため消防法上の備蓄制限はありません。
●本品は、生分解性97%以上(日本食品分析センター調べ)界面活性剤(4.5%)
●流出油等の処理にも効果があります。


[使用方法]
■適量に希釈してお使いください。使用する水は、軟水、硬水、海水、泥水と
 場所と環境を選びません。
■グリース油類は、40℃以下の温湯で各版後使用してください。
■洗車機等、高圧洗浄機は効果が倍増します。


油が川に流出した場合の処理風景 アスファルト道路でのテスト風景
このように処理すると瞬時に油紋が消えます。
油成分が微細化された証拠です。
その後、自然界のバクテリア菌が処理して
くれます。
アスファルトへの影響もなく、また、べたつき
もなくなり採用されました。

●商品特性

・驚異的な経済性
他社の中和剤は原液使用ですが、本製品は河川水、海水、泥水等で20〜30倍
に希釈して使用するため驚異的な経済性を実現しました。
油流出現場の油混じりの水でも希釈可能です。

・自然を大切にする驚異的な分散力
中和剤は「乳化剤」と言われる通り、散布すると水が乳白色になる事から、河川や
湖沼管理者は散布を厳しく制限しています。しかし、本製品は油をミクロンオーダー
まで微細化し、水を汚すことなく、油は目の前から消えてしまいます。もちろん虹色
のあの嫌な油紋も出ませんし、油の再浮上や固形化もありません。こうなれば、あと
は自然界のバクテリアが油分を処理してくれます。

・使いやすさと安全性
中和剤(乳化剤)と云われるものは殆どが、第三石油類の危険物扱いで、備蓄には
消防署への届出が必要です。また舗装道路に撒くと、舗装がボロボロになってしま
します。
「アースクリーン」は、水系洗剤ですので危険物扱いにはならず、消防署への届け出
も不要であり、備蓄量も制限がありません。
本製品は、中性ですので原液に触れても何ら問題はありませんし、自然界のpH
(ペーハー)領域を侵しません。

・二次公害防止にすばらしい効果
油分の微細化と加水分解により、油分の再浮上や固形化を防止し、油による二次
公害を防止する目的の洗浄剤です。

使用例
■ブラッシングの場合(希釈倍率10〜30倍)

@バケツや専用容器に原液を入れ洗浄液を作る
A汚れた部分に洗浄液を敢布する
Bデッキブラシ等で、汚れた部分をブラッシングする
C多量の水ですすぎ流す

■高圧洗浄の場合 (希釈倍率30〜50培)
@油吸着マットで、出来る限り油を回収する
A容器に原液を入れ30〜50倍の水で薄める
B洗浄機をセットし、流出した部分をなぞる様に、水面なら叩くように
して油を混和させる

※いずれの場合も希釈しないと効果がでませんのでご注意ください。


基準使用例

流出油種類 希釈使用量の目安 すすぎ水
原油、重油(A,B) 漏油の約5倍以上 適宜
軽油、ガソリン、灯油 3倍以上 適宜
エンジンオイル(ディーゼル車、ガソリン車) 3倍以上 適宜

 希釈倍率の見方は、流出した油量の3〜5倍のアースクリーン希釈液が必要です。
 安全データーシート及びラボテストのデーターが必要な場合はお問い合わせ下さい。

※注
@帝釈水は河川水、海水、泥水、油混じりの現場の水等、いずれでも可能です。
A使用前にオイル吸着マットで油を回収すると効果的です。

附則@:現在、中和剤等での河川、湖沼、田畑での流出油処理は地方条例上
出来なくなっている状況です。流出した場合は河川敷等の責任者の判断が必要
となりますので、個人の判断での使用は罰則の対象となりますので注意が必要です。
附則A:上記の詳細は各自治体、消防署にお尋ね下さい。



油分散の仕組み
↑親油基
(この部分が油や汚れを被洗浄物
から引き剥す)

一般品↓↓ アースクリーン↓↓
汚れや油も高分子状態のまま洗浄分子
で除去しようとするため、当然界面活性
剤量が多く必要となる。
汚れや油を微細化(微粒子化)してから
除去するため、界面活性剤量が少量で
済む。
汚れや油の粒子が大きいため油紋や再
付着、オイルボールの発生などにより、
『油の二次汚染』を引き起こす。
汚れや油が微細化するため、その分子
間に水が入ると、分子間距離が広がる
ため再結合できず、油紋やオイルボール、
再付着ができない状態になる。

■従来の洗剤とアースクリーンの違い

比較項目 従来の洗剤 アースクリーン
価格・使用方法 きわめて安い。原液で使用 
きわめて高い。200〜300倍希釈
 5〜500倍希釈使用
油の物性 高分子状態を維持。
油の自然分解がしにくく、
油が腐敗し悪臭が発生しやすい
スポンジやタワシに油が残る
微細化。
油が残らないため悪臭の発生が抑えられる

スポンジやタワシに油が残らない。
発泡性 発泡性大。すすぎ時間や水量も大。 低発泡。すすぎ時間や水量水も少。
自然分解性 難分解。 分解しやすい。
水素イオン濃度 一般にアルカリ性。 中性。
使用温湯 常温〜高温 常温〜40℃以下
臭い 一部香料入り 無臭
着色料 一部着色剤入り 無着色
界面活性剤量 20〜70% 10%以下
人体への影響 肌荒れ、爪割れ 無害。
施設への影響 排水管、枡、側溝での詰まり。
オイルボールの発生。
排水管、枡、側溝での詰まり解消。
オイルボールの発生なし。
※流出対策として使用する場合
比較項目 従来の洗剤 アースクリーン
中和の状態 白濁し、油分の再凝集がある。 水中に分散し、再凝集はない。
舗装や塗装面へ
の影響      
舗装面をボロボロにする。
塗装面を剥離させる。
水系であるため舗装や塗装面をいためない。
備蓄量 極めて安い:原液で使用 極めて高い:200〜300倍希釈
石油生成品のため消防法上で一定量
  以上の備蓄不可。 
届出が必要
水系なので制限なし。
届出不要。

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納入実績表

製造元 エコエストジャパン株式会社