下地処理の方法(壁紙)

気を付けること

  • 下地の状態によっては、のり付き壁紙が接着しにくい場合があります。
    一度、サンプルの壁紙で試し貼りをされることをおススメします。
    ※当店ではのり付き壁紙と同じのりを塗布した壁紙サンプルをご指定いただけます!
  • 壁紙を貼る前の準備として、必ずカビが生えていないかチェックしましょう。
    カビが残っている場合は、カビ取り剤で取り除いてから防カビ剤で防カビ処理をして下さい。
  • コンセントやスイッチのカバー、カーテンレール等、壁にある突起物で、作業の障害になるものはできるだけはずしてから作業にとりかかります。
    感電防止のため、必ずブレーカーを落としてから作業を行ってください。
  • 施工後の不陸(凹凸があること)を防ぐため、下地は平滑に仕上げてください。
    また、ネジ・クギ類は施工後の変色を避けるため、突起を完全に沈め、サビ止めを行ってください。
  • 施工面がヤニやほこりで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取って下さい。
    汚れが取れにくい場合は、中性洗剤を薄めたものでしっかり拭き取りましょう。
  • パテ処理のみ必要な下地の場合であっても、シーラー効果のある水性リフォームパテを使用することでより接着性を高めることができるため、水性リフォームパテのご使用をお勧めしています。
  • パテは下地とできるだけ同色の物をご使用ください。周囲と異なる色のパテを使用すると、施工後に下地の色が透けて見える場合があります。

主な下地の種類

現在の壁紙を剥がして貼る

パテ処理→シーラー処理→やすりがけ
  • 最も一般的な壁紙の貼り替え方法です。
  • 壁紙を剥がした後の壁面が平坦であれば、パテ処理をせずに施工可能です。
  • 壁紙を剥がした後、下地に凹凸がある場合はパテ処理を行います。
工具・部材 用途 商品例
不陸調整用パテ 凹みを埋め、表面を平らにする。 ワイドスーパー
仕上げ用パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。
リペアプレート 壁に空いている穴を塞ぐ。 リペアプレート
ファイバーテープ

下地処理の方法

  • 現在の壁紙を剝がした後に残る薄い紙(裏打ち紙)はそのままでも施工できますが、ペラペラと浮いてしまっている場合や、新しく貼る壁紙が薄い場合は、残っている裏打ち紙を取り除いてください。
  • 目地部や合板の継ぎ目、石膏ボードのV字溝などの段差はワイドスーパーなどを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
    ※下地の壁に穴が空いている場合は、リペアプレートを使用して穴を塞いでからパテを塗って下さい。
  • 目地部や段差のパテ処理ができたら、シーラーとパテの両方の効果を持った水性リフォームパテで壁全体のパテ処理を行って下さい。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたら、パテの粉を取り除き壁紙を貼りましょう。
    壁紙の貼り方はこちら

現在の壁紙の上から貼る

パテ処理→やすりがけ
  • 平坦な壁紙であれば、パテ処理をせずに施工可能です。
  • 凹みや段差がある場合等はパテ処理を行います。
  • 壁紙によっては表面が水分を弾く素材でできた「汚れ防止壁紙」や「フッ素コート壁紙」等と呼ばれるものがあります。
    これらはのり付き壁紙が接着しない場合があるため、現在の壁紙を剥がしてから作業を行ってください。
    ※トイレや脱衣所、水まわり等は特にご注意ください。
工具・部材 用途 商品例
不陸調整用パテ 凹みを埋め、表面を平らにする。 ワイドスーパー
仕上げ用パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。
ヌリピタ 壁紙が剥がれている場合補修する。 ヌリピタ
リペアプレート 壁に空いている穴を塞ぐ。 リペアプレート
ファイバーテープ

下地処理の方法

  • 壁紙が剥がれている箇所がある場合は、ヌリピタなどの補修材で接着補修をします。
  • 壁に凹みや段差がある場合は、ワイドスーパーなどを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
    ※下地の壁に穴が空いている場合は、リペアプレートを使用して穴を塞いでからパテを塗って下さい。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたら、パテの粉や壁紙に付着した汚れを取り除き壁紙を貼りましょう。
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石膏ボード

パテ処理→やすりがけ
  • 凹みや段差がある場合等はパテ処理を行います。
  • 平坦な壁面であれば、パテ処理をせずに施工可能です。
工具・部材 用途 商品例
不陸調整用パテ 凹みを埋め、表面を平らにする。 ワイドスーパー
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。

下地処理の方法

  • 目地部や合板の継ぎ目、石膏ボードのV字溝などの段差はワイドスーパーなどを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
    ※下地の壁に穴が空いている場合は、リペアプレートを使用して穴を塞いでからパテを塗って下さい。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたらパテの粉を取り除き、壁紙を貼りましょう。
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ベニヤ板・木下地

パテ処理→やすりがけ→シーラー処理
  • 木質下地は壁紙にシミや変色が発生することがあるため、必ずシーラー処理を行います。
  • 壁紙貼り付け時、カッターを使用する際にシーラー塗布面を傷つけるとアクの滲み出しによる変色の原因になります。カットの際は下敷きテープを使用する事をお勧めします。
  • 壁に凹みや段差が無い場合は、シーラー処理のみで施工できます。
  • 壁に凹みや段差がある場合は、パテ処理を行います。
工具・部材 用途 商品例
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。
下敷きテープ 壁紙貼り付け時の下地保護。 下敷きテープ

下地処理の方法

  • 壁に凹みや段差がある場合は、水性リフォームパテなどを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
  • 段差等のパテ処理ができたら、シーラーとパテの両方の効果を持った水性リフォームパテで壁全体のパテ処理を行って下さい。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたら、パテの粉を取り除き壁紙を貼りましょう。
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化粧(プリント)合板

やすりがけ→プラゾール塗布→パテ処理→やすりがけ
  • 表面がつるつるしているため、まずはサンドペーパーで合板表面をザラザラにします。
  • 非吸水性のため、プラゾールを全面に塗布し捨て糊を行います。
  • 壁に凹みや段差がある場合は、水性リフォームパテでパテ処理を行います。
工具・部材 用途 商品例
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
捨て糊 壁紙やパテの定着を良くする。 プラゾールSS
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー 化粧合板表面を調整する。
パテの表面を平滑に整える。

下地処理の方法

  • 壁全体にやすりがけを行い、表面をざらざらにします。
  • 非吸水性のため、壁面全体にプラゾールSSを塗布し捨て糊処理を行います。
  • 壁に凹みや段差がある場合は、水性リフォームパテなどを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたらパテの粉を取り除き、壁紙を貼りましょう。
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ジプトーン天井

シーラー処理→パテ処理→やすりがけ→シーラー処理
  • ジプトーン表面は塗装されているため、下地に対してシーラー処理を行う必要があります。
  • ジプトーンの穴埋めとして全面にパテ処理を行います。
  • 壁紙施工後の剥がれ防止として、不陸調整後の下地に対し再度シーラー処理を行います。
工具・部材 用途 商品例
シーラー 壁紙やパテの定着を良くする。 プラゾールSS
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。

下地処理の方法

  • 壁面全体にプラゾールSSでシーラー処理を行います。
  • 壁面全体に水性リフォームパテを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
    ※下地の壁に穴が空いている場合は、リペアプレートを使用して穴を塞いでからパテを塗って下さい。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたらパテの粉を取り除き、再度プラゾールSSでシーラー処理を行います。
  • 壁紙を貼りましょう。
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漆喰 じゅらく 砂壁 繊維壁 綿壁

シーラー処理→パテ処理→やすりがけ→2回以上繰り返し
  • 壁面がポロポロと剥がれると壁紙施工後の不良につながります。
    施工不良を防止するため、必ずシーラー処理を行います。
  • 凹みや段差がある場合はパテ処理を行います。
工具・部材 用途 商品例
シーラー 壁紙やパテの定着を良くする。 シーラーS
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。

下地処理の方法

  • 壁面全体にシーラーSでシーラー処理を行います。
  • 壁に凹みや段差がある場合は、水性リフォームパテなどを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    この時、シーラー処理とパテ処理を2回繰り返します。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたらパテの粉を取り除き、壁紙を貼りましょう。
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コンクリート・モルタル

シーラー処理→パテ処理→やすりがけ→2回以上繰り返し
  • コンクリート・モルタル壁は多孔質のため、必ずシーラー処理とパテ処理を行います。
  • コンクリート・モルタル壁は湿式下地のため、しっかりと乾燥させてから施工を行ってください。
    乾燥が不十分な場合、壁紙の変色・剥がれ・カビが発生することがあります。
工具・部材 用途 商品例
シーラー 壁紙やパテの定着を良くする。 シーラーS
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。

下地処理の方法

  • 壁面全体にシーラーSでシーラー処理を行います。
  • 壁面全体に水性リフォームパテを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
  • シーラー処理とパテ処理を2回繰り返します。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたらパテの粉を取り除き、壁紙を貼りましょう。
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油性ペンキ壁

捨て糊塗布→パテ処理→やすりがけ
  • 非吸水性のため、プラゾールを全面に塗布し捨て糊を行います。
  • プラゾールの密着状態が悪い場合は、ペンキ面にやすりがけを行いサンディング処理を行う必要があります。
  • 凹みや段差がある場合等はパテ処理を行います。
  • 平坦な壁紙であれば、パテ処理をせずに施工可能です。
工具・部材 用途 商品例
捨て糊 壁紙やパテの定着を良くする。 プラゾールSS
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。

下地処理の方法

  • 壁全体にプラゾールSSを塗布し捨て糊を行います。
    ※この時、プラゾールの密着状態が悪い場合は、ペンキ面にやすりがけを行いサンディング処理を行ってください。
  • 壁に凹みや段差がある場合は、水性リフォームパテなどを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたら、パテの粉を取り除き壁紙を貼りましょう。
    壁紙の貼り方はこちら

水性ペンキ壁

シーラー処理→パテ処理→やすりがけ→シーラー処理
  • 塗料が劣化し「粉吹き(チョーキング現象)」が起こっている場合はペンキ面を補強する必要があります。
  • 凹みや段差がある場合等はパテ処理を行います。
  • 平坦な壁面であれば、パテ処理をせずに施工可能です。
  • 不陸調整後、壁面全体にシーラー処理を行います。
  • 壁紙貼り付け後、水性ペンキの経年劣化で塗装ごと剥がれる場合があります。
工具・部材 用途 商品例
シーラー 壁紙やパテの定着を良くする。 シーラーS
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。

下地処理の方法

  • 水性ペンキの表面にチョークのような粉が浮き出ている場合、塗料が劣化し「粉吹き(チョーキング現象)」が発生しています。
    シーラーが乗らず壁紙施工後の浮きの原因となるため、油性シーラー等で壁面を補強します。
  • 壁に凹みや段差がある場合は、水性リフォームパテなどを使用してパテ処理を行い、平滑な面を作って下さい。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 非吸水性のため、平滑な面ができたらパテの粉を取り除き、壁全体にシーラーSを塗布しシーラー処理を行います。
  • 壁紙を貼りましょう。
    壁紙の貼り方はこちら

タイル

パテ処理→やすりがけ→2回以上繰り返し
  • タイル壁にそのまま壁紙を施工すると剥がれてしまう可能性があるため、全面にパテ処理を行います。
  • パテが接着しない場合、シーラー処理を行う事で改善する場合があります。作業前に目立たない場所で試してからの施工を推奨します。
  • 火の気があるキッチンのコンロ前の壁や、お風呂など常に水がかかる場所への施工はお勧めいたしません。
工具・部材 用途 商品例
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。

下地処理の方法

  • タイルの目地の段差を埋めるように水性リフォームパテを塗り、平滑な面を作ります。
    ※パテは乾燥すると痩せて全体が縮みます。凹みや段差が深い場合は、少し多めにパテを盛ることで作業時間を短縮できます。
  • パテが完全に乾燥したら1度やすりがけをします。
  • 今度はタイル壁全体に水性リフォームパテを塗り、完全に乾燥したら壁全体をやすりがけします。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたらパテの粉を取り除き、壁紙を貼りましょう。
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金属・ガラス・プラスチック面

捨て糊塗布→パテ処理→やすりがけ
  • 金属やガラスなど吸水性がなくつるつるした面でもシーラー処理を行う事で壁紙を貼り付けられますが、上手く接着しない場合があるため、目立たない場所で試してからの施工を推奨します。
工具・部材 用途 商品例
シーラー 壁紙やパテの定着を良くする。 プラゾールSS
パテ・シーラー 壁紙の定着を良くする。
下地の表面を平らにする。
水性リフォームパテW
パテ板 パテを手元に盛る。 ステンレスパテ板
パテベラ パテを平坦に塗り込む。 ステンパテベラ
サンドペーパー パテの表面を平滑に整える。

下地処理の方法

  • 壁全体にプラゾールSSを塗布し捨て糊を行います。
  • シーラーとパテの両方の効果を持った水性リフォームパテで壁全体のパテ処理を行って下さい。
  • パテが完全に乾いたらサンドペーパーでやすりがけをして細かなパテの筋などが残らないように平滑な面を作ります。
    まだ段差を感じる場合は、「パテを塗る」→「やすりがけ」を平滑な面になるまで繰り返します。
  • 平滑な面ができたらパテの粉を取り除き、壁紙を貼りましょう。
    壁紙の貼り方はこちら