カランカラーン (ドアの開く音・・・)


『ようこそ BAR 文房具カクテル へ』

私は、本業がBARの経営者ですが 文房具好きが高じて文房具を語る事で有名な
マスターです。文房具を愛してはや30年が過ぎようとしています。
ここに毎夜 お越し頂くお客様は、それはそれは文房具の愛好家の方ばかりです。

さて文房具好きの皆様が揃ったところで『私の出番かな?』

今宵も文房具の話に花を咲かせ美味しいお酒の肴にして下さい。


37drink  『マルマン宮崎工場』を訪ねました。 

7月17日(木)18日(金)の2日間で今年で50周年を迎える図案シリーズの画用紙等を
作っているマルマン宮崎工場とその画用紙の元になる原紙を供給される王子製紙 
日南工場の見学に伺う事になりました。

当日午前9時に伊丹空港でマルマン大阪営業所のO氏と待ち合わせをして
9:45分ANA503便にて一路宮崎へ向かいました。伊丹空港を飛び立ち約1時間後には
南国宮崎に到着いたしました。

宮崎に到着しO氏とレンタカーで読売巨人軍の春のキャンプ地でお馴染み
『サンマリンスタジアム』を横目に昼食先へと向かいました。大阪を旅立つ時には南国
宮崎を想像していたのですがちょっと雲行きが怪しくなっていましたが、宮崎県の観光
名所の一つ『鬼の洗濯岩』を見ながら昼食を頂きました。昼食を終えレストランを出る頃
には雨が激しく降り始めこれまた観光名所でもある日南海岸は残念ながら雨で見ること
が出来ませんでした。

そうこうしている約1時間程車は走り、ようやく王子製紙日南工場に到着いたしました。
工場の皆様にお出迎え頂き工場内へご案内頂きました。
最初に紙を作る工程を詳しくご説明して頂き、さらに『ここはポイントですよ!』と前置きが
あり【8年成長循環】をご説明頂きました。8年成長循環とは、海外の荒廃地区に1年目は
全体の8分の1相当の面積に植林し次の年同じように8分の1相当の面積を植林していき
ます。8年後に1年目に植林した木を伐採しこれを循環的に行うことにより常に成長する
森のリサイクルが可能となります。現在ニュージーランドやラオス等で実際に行われおり
現地での雇用確保や学校などが出来、環境を保護する事にも力を入れているご説明を
頂戴しました。環境も考えながら原料の供給にも配慮されている事を学ばせて頂きました。

続いて実際の工場へ案内して頂き木材チップより化学パルプ工程を経て調整工程を
経て抄紙工程より見学させて頂きました。チップより繊維を取り出したものをワイヤー
パート プレスパート ドライヤーパートを経てリールで巻き上げ原紙が出来上がりました。
なんと6万メートルの巨大な紙の原紙に驚きました。マスターも言わなければ宜しいの
ですが『A4コピー用紙何箱取れますか?』と尋ねたのですが...
工場の方は何?その質問???的な事でした。ほんと的外れな質問でした。
申し訳ございません。

工場内は、蒸し風呂のように暑く多分40度は、越していたように思います。工場見学を
終えた2人は、マルマン様の工場のある北郷町まで車で向かいホテルにチェックインいた
しました。ホテル横には立派なゴルフ場のコースがありゴルフ場の中に建設された
立派なホテルでした。夕食を終え2人で露天風呂に向かい虫の鳴き声を聞いていると
観光に来たような気分になり本日は、静かな部屋で深い眠りに入りました。


・2008.08.01 37drink 〜『マルマン宮崎工場』を訪ねました。〜