カランカラーン (ドアの開く音・・・)


『ようこそ BAR 文房具カクテル へ』

私は、本業がBARの経営者ですが 文房具好きが高じて文房具を語る事で有名な
マスターです。文房具を愛してはや30年が過ぎようとしています。
ここに毎夜 お越し頂くお客様は、それはそれは文房具の愛好家の方ばかりです。

さて文房具好きの皆様が揃ったところで『私の出番かな?』

今宵も文房具の話に花を咲かせ美味しいお酒の肴にして下さい。


33drin 憧れの万年筆活躍シーン


皆様 『万年筆』と言う言葉を聞くと何を想像いたしますか?

私は、やはり原稿用紙に向かい煙草を燻らせて難しい顔をして小説を書いている文豪
と言うイメージが強く、昭和時代の象徴のようなPENをイメージいたします。
そんな先生になれる企画が神戸・三宮からも近い日本三古湯の『有馬温泉』にあります。
ここでユニークな宿泊プランがありましたのでご紹介させて頂きます。

『自分史プラン』は、旅館やホテルで希望に応じて部屋に文机や原稿用紙、丹前を
用意して頂き、自分史を執筆するという企画です。おもしろいのは、仲居さんから『先生』
と呼んで頂き途中『先生、筆は進んでいますか?』などと声をかけて頂けるという正に
気分は、文豪です。温泉で疲れた体を癒し美味しいお酒を飲みながら今までの生い立ち
など振り返りながら自分史を書き上げるとは至福の時間ではないでしょうか?

時間的な余裕にあわせて下記の3つのプランがあります。 
 1)構成を考える2泊3日の「目次設計コース」
 2)ダイジェスト版を完成させる4泊5日の「文豪体験コース」
 3)手持ち原稿を校正し、出版計画を立てる6泊7日の「出版実現コース」
の3種類で、組合加盟の26の旅館・ホテルで実施する。
詳しいお問い合わせについて
 有馬温泉観光総合案内所様 078-904-0708までお願いいたします。

6泊7日で出版実現とは、本当に面白い企画を考えたものだと感心いたしました。
忙しく仕事に明け暮れた時、少し時間にゆとりが出来ふと我を振り返った時に
マスターも一度は訪れてみたい『有馬温泉文豪プラン』を今回はご紹介いたしました。

さて5月30日(金)31日(土)の2日間長原幸男氏をお迎えしてPen-Style DENで始めて
万年筆クリニックを開催させて頂きます。是非、皆様のご来店お待ちしております。

 
有馬金泉湯の深みあるアンバーカラーを万年筆に
使えるインキとして表現した当店オリジナルインク
Kobe INK物語「有馬アンバー」




・2008.05.26 33drink 〜憧れの万年筆活躍シーン〜