カランカラーン (ドアの開く音・・・)


『ようこそ BAR 文房具カクテル へ』

私は、本業がBARの経営者ですが 文房具好きが高じて文房具を語る事で有名な
マスターです。文房具を愛してはや30年が過ぎようとしています。
ここに毎夜 お越し頂くお客様は、それはそれは文房具の愛好家の方ばかりです。

さて文房具好きの皆様が揃ったところで『私の出番かな?』

今宵も文房具の話に花を咲かせ美味しいお酒の肴にして下さい。


27drink 野帳と三日坊主


美しい山や歴史のある寺院、どきどき興奮するような出来事の後には必ず、感動の
足跡を自分の手で書きとめたいという衝動に駆られます。その時に手にするのは
モレスキンポケットと早川式のシャープペンシルである。プレーンの紙は程よく
クリーム色で紙質も上質すぎることなく鉛筆やシャープの濃い目の芯で書くのには
最適なザラツキ具合である。

自分の気に入った神社や寺の地図や歴史記事の新聞の切り抜きをステック糊や
両面テープで貼り込み、思いつきやキーワードを入れて楽しんでいる。今まで、知らな
かったことや知りたかったことを書き込みキーワードを見れば、空想も広がり、まだ行った
このない土地への関心もさらに高まるようになってきたのは、この手帳のお陰だと思って
います。小さな「何でもない手帳に見えますが..」

モレスキンの特徴はなんといってもまずは、微妙な紙面サイズにあります。大き過ぎで
もなく、小さすぎでもなく約9cmの幅、約14cmの高さの約1.5cm厚み192ページ、見開き
2ページは地図や切抜きを貼り込んでも、キーワードを書き込む十分なスペースが残され
ています。用紙に対してギリギリに合わされた表紙は通常の差込手帳やシステム手帳と
比較すると書き込み面積能力よりもロスが少なく手帳自身をコンパクトにしています。
また、ハード表紙は野外で立ったままで記入することの多い私には大変便利です。

モレスキン好きの方の愛用手帳が一同に見れる機会がありましたが、愛用者の中
にはデザイン的なセンスのある使い方をされていて、手帳としての役目は終わっても、
ライフタイルブック的に作品として保存をされて楽しんでられるのを見て熱烈な信者の多さ
に感心しています。マスターは伝説の宝物の秘密が記されたモレスキンを手にする
ジョーンズ博士の雄姿を見た時からモレスキンを密かに憧れ、気になっていたのも確か
です。モレスキンの伝説や物語は確かに、ブランドとしての勲章でもありますが、愛用し
ている私からは、全世界の人々から愛されている証拠として使っていても誇らしい
「野帳」です。マスターとしても「三日坊主」にならない為のおまじないをしっかりと効かせた
野帳を使っている訳です。

今月になりモレスキンも新たな仲間加わっているようです。ハードカバーに対してソフト
カバーですが、丸められるほど柔らかいカバーのモレスキンです。どのサイズも手に
もって実際に立って書き込もうとすると表紙側も裏表紙側も支障なく書き込める程度の
硬さはあります。ズボンの尻ポケットやシャツの胸ポケットの中にも入れても十分に収める
ことが出来るようになっています。

う〜ん これも良いな〜

小春日和の六甲山を回るのに、これはこれで便利だと・・「ハード」か「ソフト」か
「三日坊主」か「初志貫徹」か・・・・
マスターも悩みは尽きることがありません。


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・2008.03.15 27drink 〜野帳と三日坊主〜