カランカラーン (ドアの開く音・・・)


『ようこそ BAR 文房具カクテル へ』

本日もようこそお越し下さいました。だいぶ当店の趣向を感じとって頂けたようですね。
ありがとうございます。

さて、そろそろ文房具好きの皆様が揃ったところで
今宵も文房具の話に花を咲かせ美味しいお酒の肴にして下さい。


9drink 『LAMY サファリ 2007年限定 対 スケルトン』夏の悩み


この夏も2004年・2006年に引き続きLAMY社よりサファリの限定萬年筆が本日より発売されました。LAMYファンは、今か?今か?と首を長くしてお待ち頂いている事だと思います。

そのLAMYファンの皆様にも少し悩んで頂きたく前回のFRIXIONのINK繋がりのお話をさせて頂きます。
私の記憶に間違いなければ PELIKAN社のぺリスケなるものが出たときにスケルトン仕様の萬年筆とは、なんとも粋な商品だなと思っていましたが、私自身購入するまでには至りませんでした。当時は、国内で販売していたボトルインクは、ブラック・ブルー・ブルーブラック・レッドが主流でスペアーインクで多少カラーがあったように思います。不覚にもそのころは、萬年筆は衰退していきゲルインキや油性ボールペンが筆記具の中心的存在であったように考えておりました。
(男性のビジネスマンは、複合筆記具を好んで購入されました。)

昨年、西神中央のお店を出すときに何をお客様へ訴えようか?担当者と様々な知恵を絞りました。
「そうだ、LAMYサファリのスケルトンでエルバンのトラディッショナルINK全てを試書していただこうか?」
「それはいいですね」
と担当者も乗り気でしたので
「じゃやってみようか」と言うことになりました。

(平成18年7月18日 n→プレンティ店オープンいたしました。)お客様にLAMYサファリのスケルトンにエルバントラディショナルINKを吸入したものを試し書きして頂くと
「萬年筆のINK、こんなに沢山あるんですね?」
と非常に喜んで頂きました。今回の文房具カクテルで皆様にお伝えしたかったのはこの夏出るLAMY限定萬年筆も非常に良い出来栄えだと思います。日本人は、特に限定がお好きな方が多く早くも受注が入荷を上回るとの事を輸入元の日本シイベルへグナー様より伺いました。これで3回、LAMY サファリの限定が出てきますが皆様の関心も増すばかりです。

限定商品は限られた人数しか購入できないのでそれを手に入れる喜びもありますが、様々な組合せにより萬年筆で楽しむ事が出来るLAMY サファリスケルトンは、初心者の方から萬年筆好きの方まで幅広いファンが楽しめる商品だと思います。

ちなみに私マスターは、仕事用で「イナゴマメレッド」を吸入して赤ペンとして使っています。
仕事で使うのもいいですが、お気に入りの便箋にお気に入りのINKを吸入して頂き、大切な方へ手紙を書くなどは夢がありますよね。最近手紙を認めたことはありますか?この夏には暑中見舞いを兼ねて遠くのご両親や長い間お会いしていない旧友へ手紙を書いてみるのは如何でしょうか?頂いた方も心に響く何かをきっと感じて頂けると思います。
勿論、限定萬年筆でも吸入は出来ますが、夏らしく涼しげなサファリスケルトンをマスターよりお勧めさせて頂きます。

「n→プレンティ店オープン当初のチラシ」
「カラーインクで楽しもう」 「ワインインクでお手紙を」
「ラミーサファリ 2007限定ホワイト」 「ラミーサファリ 2007限定ブラック」




・2007.07.23 9drink 〜『LAMY サファリ 2007年限定 対 スケルトン』夏の悩み〜