カランカラーン (ドアの開く音・・・)


『ようこそ BAR 文房具カクテル へ』

本日もようこそお越し下さいました。

さて、そろそろ文房具好きの皆様が揃ったところで
今宵も文房具の話に花を咲かせ美味しいお酒の肴にして下さい。


19drink FILOFAX日本上陸


今回、FILOFAXについて少しお話をさせて頂きたいと思います。

この手帳に出会って何年になるでしょうか?1984年に日本に上陸して私が最初に出会ったのは87年頃だったように思います。

36000円???なんと手帳1冊がと絶句した事を思いだします。

約20年前によく投資したものだと自分でも関心しています。しかし今考えると、20年間使っているわけですから、1年で1800円の投資です。本当に良い商品に出会い長く使い続けると
投資も安くてすむと一人で納得しています。

さて本題の”FILOFAX”歴史については、沢山の本等でも紹介されているのでここでは取り上げませんがマスター自身も1冊の本に出会わなかったら購入まで踏み切っていなかったと思います。ノンフィクションライターの山根一眞氏の著書で『スーパー手帳の仕事術』を読んでからは熱にうなされたようにFILOFAXが欲しくて欲しくてたまりませんでした。当時は文房具メーカー各社よりカード型の文房具が発売され1冊で何でも仕事が出来てしまうのだと洗脳されて購入した。FILOFAXに詰め込み無地の用紙にはワープロで住所録を打ち本当に自己満足の世界に浸っておりました。(勝手に仕事をしたような気持ちになっていました)
今では、SYSTEM手帳はアナログの代名詞になりましたが当時は『これ1冊で全ての仕事がこなせる』魔法の手帳のように思っていました。この手帳との出会いこそ後のPlamなどモバイル狂へ走る布石なったように今思い出せばそうっだったのかもしれません。

FILOFAXスタンダード 黒(ウィンチェスター)この響きと重みは今でも忘れる事が出来ずにいます。表紙は重厚な山羊革(ゴート)で革の硬さででは今まで出会った中で最も強い革だったように思います。この手帳が原型で日本のSYSTEM手帳メーカーも沢山出て参りました。書籍も沢山出て参りました。その中でもアスキー社より『リフィル通信』なるカスタマイズやオリジナルリフィルを紹介した書籍にもはまってしまい日夜カスタマイズリフィルを作成し当時はパソコン等は高価なものでデカドライを使いコピーしてパンチで穴を開けて活用???
していました。年末になると文房具店では来年の手帳が沢山並んでいてどんな新しいものが出ているのか?探すのが楽しみになります。最近では、週刊誌などでも手帳特集を組んでいます。是非参考にして来年に向かって夢がかなうような大切な手帳選びをして下さい。

毎年限定の手帳がFILOFAX社より出て参ります。これもファン必見の手帳だと思います。
今年は、世界限定のスワロフスキー社とコラボレーションにて製作された456粒のクリスタルが眩しい程の輝きと日本限定のクロスレッドステッチが登場いたしました。2008年の手帳選びには欠かせない逸品であることは言うまでもございません。


 2008年限定品
スワロフスキー クリスタル
 2008年限定品
クロス レッドステッチ



・2007.11.14 19drink 〜FILOFAX日本上陸〜