Windows10 バックアップ作成方法

当店で購入いただいたパソコンには、基本的にリカバリメディアやリカバリ領域は付属しません。

トラブル時に元に戻せるよう、ご使用いただく際にバックアップを作成することをおススメしております。


いろんなバックアップ方法がございますが、Windows10の標準機能「バックアップと復元(Windows7)」を使った、バックアップ方法をご紹介いたします。



準備するもの

・設定が終わったパソコン ※メール設定や使用されるアプリインストール後にバックアップすると便利

・バックアップを保存するドライブやメディア 「外付けHDD」「DVD-Rなど」 ※USBメモリには直接バックアップはできません。


バックアップ手順

「コントロールパネル」を開き、「システムとセキュリティ」をクリック。

※コントロールパネルはタスクバーの検索ボックスに「cont」と入れると表示されます。


「バックアップと復元(Windows7)」をクリック。

「システムイメージの作成」をクリック。



→「バックアップをどこに保存しますか?」と表示。

用意したバックアップ先を選択。

「次へ」→「バックアップの開始」

数十分~数時間でバックアップ完了します。


~完了後~


「システム修復ディスクを作成しますか?」と表示されるので、1度も作成したことがない場合は「はい」を選択。

画面の指示にしたがって、DVDやCDでシステム修復ディスクを作成。

このディスクは、バックアップファイルを復元する際に使用します。


※DVD、CDの書き込み可能なドライブが無い場合

「回復ドライブ」をUSBメモリで作成することで、代用することができます。


復元手順

作成したシステム修復ディスクを入れて、PCを起動。

DVDやCD、USBメモリが先に起動するように、BIOSなどで設定する。

機種によって異なることがありますが、CDやDVDで作成した場合、

「Press any key to boot from CD or DVD」

と表示されるので、キーボードのどれかのキーを押す。※だいたい3秒以内、押せなかった場合はやり直し。

しばらくすると、コンソールが起動される。

バックアップが保存されている外付けHDDやDVDを接続する。※DVDの場合は、ここで修復ディスクと入れ替えて下さい。

キーボードレイアウトの選択→「Microsoft IME」を選択。



オプションの選択→「トラブルシューティング」を選択。


トラブルシューティング→「詳細オプション」を選択。

詳細オプション→「イメージでシステムを回復」を選択。



システムイメージが自動で検索されて選択されるので、「次へ」を選択。

もう一度確認の画面がでるので、問題なければ「完了」を選択。

これで復元がスタートします。


注意点

・著作権のあるファイルなど、復元できないファイルもある。→大事なものはマメにバックアップ。

・HDDの交換をした場合、交換後の容量が小さくなると復元できない。

・バックアップ作成に失敗していないか、作成後に復元の最終工程手前まで進めて確認しておく。

・作成したバックアップは別のパソコンには使用できません。