宝石の楽しみ方 − 加熱と非加熱のお話
日本でも徐々に非加熱ルビーや非加熱サファイア等の非加熱コランダムの希少価値に対する認識が高まってまいりました。

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    宝石の楽しみ方 加熱と非加熱

    2005年8月15日 一部更新

    近年、徐々に日本国内でも非加熱ルビーや非加熱サファイア等の非加熱コランダムに対する関心が高まってきています。

    非加熱とは、人工的な加熱処理を行っていない状態のことを指し、現代において、非加熱コランダムは希少性が非常に高く、高値での取引が行われています。
    なぜ非加熱コランダムは希少性が高いかというと、市場の大半のコランダムは、主として色の改善を目的とした加熱処理が施されているからです。

    「可能な限り天然の状態に近いものを」と望むと、視線は自然に非加熱コランダムに向くようになります。
    特に日本には、「本物、品質のよいものを好む」という強い傾向があるため、非加熱ルビーや非加熱サファイアという存在がさらに広く知られるようになれば、非加熱コランダムの需要は確実に高まっていくと予想されます。
    モゴク産非加熱ルビー モゴック
    一方で、非加熱という言葉が独り歩きをして、すでに混乱や誤解も生じるようになってきています。

    「加熱処理が行われている石は、本物といえるのか」
    「非加熱以外は本当は価値が殆どないのではないか」
    「とにかく非加熱なら財産価値がある」

    詳細は以下に続きます。
    高級ルースコレクション・ステラテラで非加熱ルビーをご紹介しております。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    最近、お客様からお問い合わせを頂きました。
    「低温加熱とは、従来の加熱処理のことですか?」

    低温加熱処理は、従来の加熱処理の範囲内に入ります。
    その中でも、内包物や色の改変が著しくない程度の低温で過熱されたもののみが低温加熱処理となります。
    なお、従来の加熱処理と、ベリリウム等を加える新加熱処理との違いを表現する方法として、従来の加熱処理が 「低温加熱処理」 と呼ばれることがあるそうですが、従来の一般的な加熱処理は、厳密には低温加熱処理とは呼べません。
    低温加熱処理は一般的な加熱処理に比べ、はるかに希少です。


    非加熱ルビー
    ルビーやサファイア等のコランダムの加熱処理については、すでに古くから数多くの書物に記されていました。
    特にアラブで目立っていたといわれます。

    例えば、1240年のアラブの鉱物学者はこのように記しています:

    ”スリランカやその周辺では、ルビーは熱により処理される。人々は石(ルビー)を拾って砕き、水を加えて圧縮して一塊にする。この混合物で乾燥した石の表面を完全に塗りつぶす。それから、岩の上にそれを置き、乾いた薪を一番上に投げ置いて、火をつけて燃やす。ルビーの黒っぽさがなくなるまで火を吹いたり薪を増やしたりする。
    火の大きさや薪の量は、石の黒みの程度による。
    人々は経験でそのことを知っている。彼らは最低一時間、長ければ20日間加熱処理を行う。
    それから、黒っぽさが消えたルビーを用心深く取り出す。
    彼らは熱処理を二度行うことはない。一度の処理で、石の色は良くなるか、消える。

    この記述のように、熱処理は少なくとも数百年以上前から行われていました。
    当時もそのような処理には賛否両論あったのではないかと考えられますが、人工的な加工の技術が生まれたことにより、王侯貴族や特権階級に独占されていた美しい色の宝石が、より広く人々に行き渡るようになっていきました。

    もしも、加熱処理を始めとして現代では一般的な処理 (ただし、日本国内では、処理(改変)=トリートメントという言葉ではなく、 エンハンスメント=改善という言葉が鑑別機関では通常用いられています。)が存在していなかったとしたら、私たちは現在のように自由に美しい宝石を選んだり購入したりすることはできなかったでしょう。


    こうして、新処理のみならず、殆どのコランダムには熱処理が施されていることが、一般的に知られるようになりました。

    マスメディアの中にも、正しいデータを収集して消費者に伝えようとするところもあれば、 いたずらに消費者の不安をあおり、宝飾業界に対する信頼を失墜させようとするかのような誤った情報を流したところも残念ながらいくつか存在していたと聞いています。

    大切なことは、正しい情報が公開され、消費者と提供者いずれの側も安心して宝石の売買が行われることだと考えます。

    これまでに日本では「加熱処理」を処理と呼ぼうとしてこなかったことも、今回の新処理の問題が起きたときに、消費者の理解がすぐに得られなかったことの原因ではないかとも考えます。

    例えば米国では、熱処理にエンハンスメントという表現は用いられず、heat treatment もしくは heated ○○ と表現されています。
    そのため、一般消費者は、「宝石というのは、熱処理されていることが多いんだな」 と、自然に認識することができています。

    「トリートメント(処理)は整形手術だけれども、エンハンスメント(改良)はお化粧」 という表現で、熱処理に対する消費者の抵抗感を和らげようとするのが、これまでの日本の一般的な宝飾業界の方針だったのですが、それは、「熱処理」 という加工を否定的に捉えているからでもあるのでしょう。

    むしろありのままに  「熱処理」 は 「処理」 と見て、その恩恵を人類は受けてきたという事実も受け入れる方が、より事実に即しており、建設的だと考えるのですが。
    非加熱ルビー
    熱処理により美しい色の宝石が流通しやすくなったことで、私たち人類は、宝石と比較的良好な関係を保ってきたといえるでしょう。

    加熱処理により、いかなる石でも美しい宝石に変わるというようなことはあり得ず、 熱処理が施されている美しい宝石はやはり稀少であり、従って価値が高いことに違いはありません。

    しかしそれとは論点を別にする、新たな事態が持ち上がりました。 「パパラチア問題」として当時大きくクローズアップされた新処理の登場です。

    この処理は、単なる加熱処理ではありませんでした。
    他の鉱物 (クリソベリルという、アレキサンドライト等の石も含まれる鉱物種) と一緒にコランダムを加熱することにより、コランダムには本来含有されていないベリリウムという元素が、クリソベリルからコランダムの表面に拡散し、独特の鮮やかな美しい色あいを生み出す、という処理だったのです。

    特にパパラチアサファイアという、希少性が高く、上質のものはサファイアを超える高値で取引されることもある石を中心にこの新しい処理が用いられたため、当時の宝石業界は騒然となりました。
    その後も、他の色のコランダムにも新処理が行われていることが度々報告されています。

    従来の熱処理とは異なり、本来あるはずのない元素が含まれているのでは、もう鉱物種コランダムと呼べないというのもごく自然な感覚でしょう。

    宝石が宝石たるゆえんは、その美しさにあります。
    美しくなければ宝石とは呼べません。

    美しさという観点においては、加熱・非加熱のどちらに軍配が上がるかにはかなり意見が分かれるかと思います。個体により大きな差があるため、答えは出にくいでしょう。

    しかし、 希少性という観点においては、圧倒的に非加熱に軍配が上がります。
    同じキャラットで見た目のあまり変わらない加熱と非加熱のルビーが並んでいたとして、 非加熱が加熱の数倍から十数倍、ということも実際にありえます。

    そのため、資産的価値を考えて非加熱コランダムを選ばれる方々も最近ではおられます。
    宝石は、持ったまま容易に移動できるため、移動の多い、あるいは移動を強いられた人々には、はるか昔から財産として扱われていました。

    そのような目的を持っておられる方に常々申し上げていることは、「美しくなければ資産価値は下がります」 という言葉です。
    いかに非加熱であっても、いかにキャラットが巨大でも、美しくなければ価値は低くなるものなのです。
    なぜなら、宝石は昔から、美しいから大切にされ、取引されてきたからです。
    「レーザー・トモグラフィーにより加熱の痕跡が認められなかったため」 ではないのです。

    非加熱ルビーを選ぶときにも、加熱処理されたルビーを選ぶときにも、まずは美しさを検討することから始めることが肝要です。

     



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