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結婚式マナーは、結婚披露宴に出席する際
さまざまな場面で問われるものです。
ご祝儀の額は? テーブルマナーは?
正式なあいさつができる?
お呼ばれの達人になるためのマナーを身につけましょう。 |
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披露宴では、友人や同僚のスピーチによって場が盛り上がり、会場が和みます。あくまで主役は、新郎新婦であることを忘れずにスピーチすること。 |
あまりスピーチが長くなると、おめでたい気持ちが忍耐の場となってしまいます。一般的に3分を目安に簡潔な内容、表現をこころがけましょう。だいたい原稿量の目安は、1分間につき約3百字。9百字程度の原稿を用意しておきます。始めは、原稿を読みながら練習をして、慣れてくると要点だけメモに書き出して話します。その時は時間も測りましょう。時間の指定がある場合は、話すスピードを遅くしたり、内容を増やして調節すればよいでしょう。 |
1.はじめのあいさつ |
必ず、はじめに祝福の言葉を伝えること。普段ニックネームで呼んでいる友人でも正式名で呼ぶように。 |
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【例】
○○くん・○○さん、本日はおめでとうございます。ご両家のみなさまにもこころからお祝い申し上げます。 |
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2.自己紹介 |
自己紹介は省略されることもあります。 |
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【例】
ただいま、ご紹介いただきました○○と申します。新婦の○○さんは同じ職場で働いています。 |
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3.新婦とのエピソード、また人柄を紹介。 |
ここはいちばん大切なポイント。暴露話にならないように、ほほえましい話題を。 |
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【例】
仕事以外でもとてもいいお友達としてお付き合いさせていただいています。◎◎さんは、とても明るい笑顔の持ち主。いつもニコニコと持ち前の笑顔を職場で絶やすことがありません。おかげで周りの雰囲気がとても和むのです。
忙しい時はとにかく、眉間にしわがよるほど、怖い顔になってしまいがちな私たちですが、そんな時、◎◎さんの笑顔を見るたびにほっとして、心が癒されるのです。そんな◎◎さんのことだから、きっと笑顔に満ちた明るい家庭になること間違いなしですね。 |
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4.将来への、はなむけの言葉を |
将来の新郎と新婦への期待と励ましの言葉、また温かみのあるアドバイスなどを。
お説教に聞こえないように注意して。 |
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【例】
野球好きのお二人ですが、夫婦の連携プレーを見逃してはいけません。ときにはサイン違いもあるでしょうが、バッテリー間の呼吸を大切にして下さい。 |
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5.終わりのあいさつ |
スピーチの締めくくり。二人を祝福する言葉を繰り返してもよいでしょう。 |
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【例】
末永く幸せな家庭を築いてくださいどうぞお幸せに。 |
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他の言葉に置き換えて |
おめでたい席での「別れる」「切る」は使わないのがマナー。現在では昔ほど気にする方も少なくなりましたが、やはりそこは大事な披露宴での席、気まずい雰囲気にならないよう注意が必要です。 どうしても使いたい場合は、他の言葉に置き換えます。 |
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【例】
「ナイフで切る」 → 「ナイフを入れる」
「終わる」 → 「お開きにする」
「帰る」 → 「中座する」
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締めくくりにも注意! |
結婚する二人はこれからなんだから「最後」はNG! |
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【例】
×「最後になりますが、いつまでもお幸せにね」
↓
○「お祝いの言葉といたします。」 |
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【その他の忌み言葉】
終わる・切る・切れる・破れる・別れる・離れる・出る・出す・戻る・去る・帰る・帰す・返る・飽きる・滅びる・苦しい・壊れる・とんだこと・とんでもない・なおまた・ではまた・かさねがさね・皆々様 |
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