吉田ヤスリ製作所　爪ヤスリ

【吉田ヤスリ製作所の爪ヤスリの特徴】

◆ステンレス製なのに細やかなヤスリ目。
職人の技術で、より細かく滑らかなヤスリ目を実現しました。
これ一本で爪の長さ調節も仕上げ調節も可能です。

◆ステンレス製でサビに強い。
水洗いも可能、衛生的にご使用頂けます。(使用後はよく乾燥させてください。)

◆ヤスリの薄さ約１ミリ。
爪と皮膚の隙間にも入りますので、爪のきわまできれいに削れます。

◆半永久的に使用可能。
ヤスリ目は磨耗しませんので、長くお使いいただけます。

新潟県燕市にある吉田ヤスリ製作所は、明治後期(1900年)頃より鉄などを削る工業用ヤスリの製造をしており、
昭和30年(1955年)より爪ヤスリの製造を始めました。
その後昭和40年(1970年)に初代社長吉田仙七の名を冠した社名(有)吉田仙七爪鑢製作所として設立しました。
かつては燕市にも多くのヤスリ職人がいましたが、今や全国的にも数える程度しかいません。

吉田ヤスリ製作所の爪ヤスリは、ステンレス特有の光沢を抑えマットにすることで、日常の生活用品として馴染むよう製造されています。
ブラックカラーは塗装や染色でなく酸化発色という技法を用いて発色しています。
ステンレスを酸化させることで光の干渉現象によりブラックに発色させるこの技術もまた、新潟県燕市の職人の技術です。
素材のステンレスはもともとさびにくいとされていますが、その理由はステンレスの周りを覆う酸化被膜によるものです。
酸化発色によりブラックの発色だけでなく、ステンレスの被膜が厚くなることで、耐食性が更に向上します。

目立てとは
「目」は爪ヤスリの命である刃のこと。
「目立て」は爪ヤスリの刃を起こす工程のこと。

三段目立ては斜め左右方向と水平方向の計３方向にヤスリの刃を起こします。
3方向の刃が交わることで点となり、その点が爪の細かな繊維をしっかりとキャッチ。

ヤスリの刃を起こす際にはステンレス材に鏨(たがね)という鋼を打ち込みます。
職人は、熟練の技術と触感等の感覚を研ぎ澄まして目立て作業を行います。
等間隔に均一な深さで打ち込まれた刃は見た目も美しく、使い心地も抜群です。

【先丸デザイン】
サイズ140ミリ(先丸)先端を丸め安全性を高めました。
小さなお子様やご高齢の方にも安心してお使いいただけます。

【先尖デザイン】
サイズ150ミリ(先尖)先端が尖ったクラシカルな形状。
爪の甘皮取りや、軽度の巻き爪を整えるときに便利です。

■ネイルをする方
ジェルネイルやマニキュアをする際に
オーバル、ラウンドなど爪を好みの形に整えることができます。

■爪が割れやすい、2枚爪になりやすい方
乾燥などが原因で爪にダメージがある状態だと、爪切りの刺激でも爪が割れてしまうことがあります。
爪ヤスリは爪に必要以上の負担をかけずに整えることができます。

■スポーツ、楽器演奏される方
パフォーマンス発揮のためにも指先のケアは大切です。

■ご高齢の方、お子様にも
爪ヤスリは皮膚を傷つける心配がありませんので安心して使いいただけます。


金属加工の町燕三条の地でヤスリ製造を始めて約120年。
技術と伝統を受け継いだ吉田ヤスリ製作所の職人が一本一本手作業で製造した爪ヤスリの使い心地をご体感ください。