Q パームオイルの使用は森林破壊につながるのでは?
MOONSOAPで使っているパームオイルは、主に原生林を伐採して開拓したものではなく昔からタイの南部で自生するパーム椰子を使っています。
石けんのレシピを決める当初、パームオイルを使うかどうかを検討しました。
パームオイルにはステアリン酸という石けんを硬くする脂肪酸が多く含まれており、溶け崩れの少ない石けんを作るのに一番適したオイルです。
議論を重ねた後に配合量を20%以下に抑えることで使うことにいたしました。
パームオイルは、マレーシアとインドネシアで世界生産の80%が生産されています。
用途としては食用(特に加工食品の製造や外食産業の揚げ油)に 8割と洗剤、石けん等の製造に2割使われています。
また最近の石油の高騰によってバイオディーゼルの需要が高まりプランテーションの拡大が懸念されています。
インドネシアのボルネオゾウの住む森を狭め、アブラヤシのプランテーションをこれ以上拡大するのはまさに防ぐべきことです。
ですからパームオイルは植物性だから環境によい、という立場はとっておりません。やはり使いすぎないことが一番です。 
生活全体をシンプルにし、無駄なエネルギーを使わずに、楽しい生活を送っていきたいと思っております。
石油を初めとするエネルギーに頼りすぎることをやめ、また環境に負担の少ないものでも使いすぎないことを推進するような製品つくりをしていきたいと考えております。