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日曜日の“ランショ”

日曜日の“ランショ”

以前、ポルトガルのドウロ地方のホテルで“ランショ”という料理を習ったことがあります。北ポルトガルらしい燻製ハムや腸詰ソーセージに牛肉、豚肉などと野菜やひよこ豆、マカロニを大鍋で煮込んだボリュームたっぷりの料理でした。
こういう重めの料理は、家族がそろう日曜のお昼ご飯に作られることが多く、また寒い冬の家庭料理でもあります。

ランショのレシピはたくさんありますが、最近は豚肉や今日ご紹介する鶏肉を使った軽めのシンプルなレシピも見られるようになりました。肉も野菜も豆もパスタも入った完全無欠の一皿料理、日本の冬の食卓も温めてくれることと思います。

材料(4人分)

鶏もも肉 1枚
角切りベーコン 100g
キャベツ 小1/2個(300g)
じゃがいも 2個
玉ねぎ 1/2個
にんじん 小1本(100g)
ミックスビーンズ 100g(50g入り×2袋)
マカロニ 100g
にんにく 1かけ
ローリエ 1枚
顆粒ブイヨン 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ2
小さじ1
こしょう 少々
3カップ

作り方

  1. 鶏肉は一口大に切る。キャベツはざく切り、じゃがいもは一口大、玉ねぎは1cm角、にんじんは8mm厚さの輪切り(太いものは半月切り)にする。
  2. 鍋にオリーブオイル、つぶしたにんにく、ローリエを入れて中火で熱し、鶏もも肉とベーコンを加えて炒める。
  3. 鶏もも肉の表面に火が通ったら玉ねぎとにんにじんを入れて軽く炒める。水、、顆粒ブイヨンを加えて火を強める。沸騰したら弱めの中火で蓋をして10分煮る。
  4. じゃがいもとキャベツ、ミックスビーンズを加えてさらに10分煮る。マカロニは指定のゆで時間を見て途中で加えるかキャベツなどと一緒に加える。
  5. 味見をして塩(分量外)とこしょうで味を整える。熱い内にお皿に盛り付ける。

この料理に使っている食材はこちら

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レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

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