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カタプラーナで冬のポルトガル鍋
もしあなたのテーブルにカタプラーナ鍋があれば、置いただけでごちそう感が増すことでしょう。ポルトガルからやって来たピカピカ光る銅の打ち出し鍋、その中にはほかほかのお魚やお肉がぎっしり入っています。
不思議な形の蓋を開ける時、まずピンを抜きます。それもわくわくする前触れのよう。湯気と共に今日のごちそうが現れます。いつもの鍋料理にあきたら、こんなポルトガル鍋料理もいかがでしょうか。
材料（2人分）直径21cmのカタプラーナ鍋を使用
| ぶり | 2切 |
|---|---|
| さわら | 2切 ＊魚は他のものでも構いません。 |
| あさり | 1パック |
| えび | 大２尾 |
| 玉ねぎ | 1/3個（約80g） |
| にんにく | 1かけ |
| 香菜 | 数本 |
| カットトマト（缶詰） | 1/2カップ（約120g） |
| 水 | 75ml |
| オリーブオイル | 大さじ1 |
| 塩 | 小さじ1/2 |
作り方
- あさりは砂抜きをする。えびは背わたを取る。ぶりは食べやすい大きさに切り、ざるにのせて熱湯をかける（臭みを取るため）。
- 玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切りにする。
- カタプラーナ鍋にオリーブオイルと２を入れて弱めの中火にかける。玉ねぎがやわらかくなるまで炒めカットトマトを加えて３分ほど炒める。水と塩を加えて混ぜ沸騰させる。
- 一旦火を止めて魚とあさりとえびを並べる。カタプラーナの蓋をのせピンを刺して閉める。再び中火にかけて７分加熱する。蓋を開けて香菜をのせる。
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レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん
【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。
