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ポルトガルの子供も大好き ~フランゴ・ア・ブラース~

フランゴ・ア・ブラース

これは、友達のペドロが大好きな料理で子供の頃にママによく作ってもらったそうです。フランゴと言うのは鶏のこと。ポルトガルではバカリャウ・ア・ブラースという干し鱈料理も有名ですが、これはその鶏肉バージョンなんです。干し鱈もおいしいけれど、鶏肉もとっても食べやすくて私も好きな料理になりました。

どちらもレストランではお目にかかれない素朴な家庭料理です。鶏肉やじゃがいも、卵など簡単に手に入る材料でポルトガル料理が作れます。ポイントはじゃがいもを千切りにしてカリカリに揚げるのと卵に火を通し過ぎないこと。日本の子供たちも好きになるかもしれませんよ。

材料(一皿分)

鶏もも肉 1枚
じゃがいも 2個
玉ねぎ 1/2個
2個
にんにく 1かけ
パセリ(みじん切り) 小さじ2
ブラックオリーブ 数個
オリーブオイル 大さじ1
少々
こしょう 少々
揚げ油 適量

●玉ねぎとにんじんの薄切り少々

作り方

  1. 鶏肉がかぶるくらいの水と●を入れて火にかける。沸騰したら弱火にして20分煮て粗熱が取れるまでそのまま置く。鶏肉の皮を除いて手で裂く。
  2. じゃがいもは皮をむいて千切りにする。鶏肉の準備ができるまで2、3回かえながらたっぷりの水につける。(でんぷんを落とすため)。
  3. 揚げ油を170度に熱する。じゃがいもの水気をふいて4回に分けてきつね色になるまで揚げる(一度に入れると油がふきこぼれるので注意!)。
  4. 玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切りにする。卵は溶いておく。
  5. フライパンにオリーブオイル、にんにく、玉ねぎを入れて火にかける。玉ねぎが透き通ってきたら鶏肉を加えてさっと炒め、塩とこしょうで味付けする。
  6. じゃがいもとパセリ(半量)を加えてまぜる。火を消してすぐに卵をまわしかけて混ぜる。お皿に入れて残りのパセリをふりかけブラックオリーブをのせる。

※鶏肉のゆで汁はおいしいので捨てないでスープに使って下さい。

この料理に使っている食材はこちら

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レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

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