レシピトップ > 料理から探す > 肉料理
レシピトップ > 材料から探す > 天日塩
レシピトップ > 目的から探す > ボリューム満点

塩豚とレンズ豆の煮込み

塩豚とレンズ豆の煮込み

仕事がらおみやげによく塩をいただくのですが、日本の塩も本当に色々なものが出てきました。先日もほんのり甘い深海塩の藻塩をいただいたばかりです。主に使っているのはポルトガル産の塩ですが、粗塩とプレミアム・シーソルトと、南欧では一般的なより粒の大きな塩はいつも台所にあります。

粗塩は料理全般に、おにぎりやてんぷらなどそのまま食べる時はプレミアム・シーソルト、塩をゆっくり浸透させたいものや煮込みには、ざらめのような塩という風に粒の大きさで使い分けています。

今日のレシピの塩豚はトラディショナル・シーソルト(粗粒塩)で作りました。豚肉を細かい塩で漬けるとかなり水分が出てくるのですが、粒の粗い塩だとゆっくり浸透して水分が出にくくしかもほどよく塩がしみて肉がしまります。塩豚のゆで汁がとてもおいしく、そのスープで煮たレンズ豆も深みのある味になりますのでセットでお楽しみ下さい。

材料(4人分)

豚ロース(ブロック) 400g
レンズ豆 1/2カップ
玉ねぎ 小1/2個
にんじん 4cm
トラディショナル・シーソルト(粗粒塩) 大さじ1
こしょう 少々
粒マスタード 適宜

作り方

  1. 豚ロース肉は、トラディショナル・シーソルト(粗粒塩)を全体にまぶしてラップでぴっちりと包む。ビニール袋に入れて冷蔵庫で2日間寝かせる。
  2. 1をさっと洗って鍋に入れ、玉ねぎとにんじんの薄切り、かぶるくらいの水を加えて火にかける。沸騰したらあくを取り弱火で25分煮て鍋の中で冷めるまで置く。
  3. 豚肉を取り出してゆで汁をざるでこす。(ゆで汁を冷蔵庫で冷やすと脂が固まって浮くので取り除くとカロリーダウンになります)
  4. 3のゆで汁300mlとさっと洗ったレンズ豆を鍋に入れて煮る。沸騰したら弱火にしてレンズ豆がやわらかくなるまで15~20分煮る。塩とこしょうで味を整える。
  5. 豚肉を4枚に切りレンズ豆の鍋の中で少し温める。お皿にレンズ豆を入れて豚肉をのせ好みで粒マスタードを添える。

*残ったゆで汁はスープにお使い下さい。

この料理に使っている食材はこちら

人気のレシピ

  • ピッツァ・マルゲリータ

    粗塩をふりかけて、焼き立てにオリーブオイルとバジルで香りをプラス。

  • かきとほうれん草のクリーム煮

    フライパン一つで作れて時間もかからない優しいクリーム煮。

  • ピーマンの肉詰め
    ポルトガル風 サッカー観戦サンド

    カフェやバルのメニューで見かける"ビッファーナ"という豚肉ソテーのサンドと白チーズのサンド。

  • 豚肉とじゃがいものパプリカワイン煮

    味付けした豚肉とじゃがいもを煮たポルトガル料理。

  • フランゴ・ノ・シュラスコ

    ポルトガル風焼き鳥、庶民の味です。開いた鶏をマリネして炭火で焼きます。

レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

丹田さんの著書のご紹介
家庭で作れるポルトガル料理
家庭で作れるポルトガル料理・魚とお米と野菜たっぷり(楽天ブックスで購入)
ポルトガル小さな街物語
ポルトガル「小さな街物語」(楽天ブックスで購入)