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ひろうすは、ポルトガルからやってきた ~枝豆ひろうす~

ひろうすは、ポルトガルからやってきた。 ~枝豆ひろうす~
枝豆ひろうす

関西では「ひろうす」、関東では「がんもどき」と言うのが一般的なようですが、ひろうすはポルトガルから伝わったと言われています。(ルーツは諸説あり)

ポルトガル語のFilhós(フィリョース)が語源とされ、400年前に書かれた『南蛮料理書』には、小麦粉と卵を合わせて油で揚げた南蛮菓子として紹介されています。実は今でもポルトガルではカーニバルには欠かせないお菓子であり、甘くない塩味のフィリョースもあります。

そんな歴史のあるひろうすに、今世界中で大人気の枝豆をたっぷり入れて夏のひろうすを作ってみました。でも、不思議ですね。今の私たちにとっては、枝豆ひろうすも和食らしい和食に思えます。 

材料(4人分)

木綿豆腐 1丁
枝豆 1袋(豆のみで100g)
玉ねぎ 1/4個(70g)
にんじん 3cm(50g) 
しいたけ 2枚
1/2個
●片栗粉 大さじ1と1/2
●塩 小さじ1/3
●しょうゆ 小さじ1/2
揚げ油 適量

作り方

  1. 木綿豆腐は大きくちぎってざるに上げて30分置く。その間に下ごしらえをします。
  2. 枝豆はさやのままやわらかくなるまでゆでる。水にとって冷まし、さやから取り出す(100g程度あればよい)。
  3. 玉ねぎ、にんじん、しいたけはみじん切りにする。卵は溶いておく。
  4. ボウルに1と2と3を入れて、●印の材料を加えてよく混ぜる。
  5. 揚げ油を170度に熱して4を小さめの小判型に整えて入れ、きつね色になるまで揚げる。

この料理に使っている食材はこちら

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レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

丹田さんの著書のご紹介
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