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お正月の彩りに、ゆず釜スモークサーモン
最近は、おせち料理をご自分で作る方は減ってきていると思いますし、手がかかる割には子供たちの評判は今ひとつ、おせちを食べること自体が少なくなってきているのかもしれません。
私も作るのが面倒だと思うことはあるのですが、売っているものは味が濃すぎたり甘すぎて口に合わないこともあるので、結局毎年自分で作っています。黒豆は圧力鍋で、伊達巻はミキサーを使って、ごまめは電子レンジで乾燥させてから炒るというように、道具を使ってスピードアップしながら暮れも押し迫った二日間で作ります。
そして、元旦はおせち料理を小さな重箱に詰めて、お雑煮を作って、あとは簡単な前菜を用意するだけ。写真の料理は、ゆずをくり抜いてスモークサーモンを盛り付けただけですが、紅白の彩りを入れるとお正月らしい華やかな改まった雰囲気になります。
スモークサーモンには、玉ねぎ以外にレモンやケーパーが定番ですが、ゆずのキリッとした酸味には、余計なものを加えない方がおいしいと思いました。オリーブオイルは元々柑橘類との相性がとてもよく、このドレッシングがスモークサーモンにからむと、まったりとした味になります。
作り方
- ゆずは上部を切り果肉を取り出し、果汁をしぼっておく。切り取った部分の皮を薄くむいて細く切る。(残った皮は冷凍しておくと便利)
- 玉ねぎは薄切りにして水に数分さらし、水気をふき取る。スモークサーモンは食べやすい大きさに切る。
- ボウルにゆず果汁と薄口しょうゆを入れて混ぜ、オリーブオイルを加えながらかき混ぜてドレッシングを作る。2を加えて混ぜ、ゆずの中に入れて上に細く切った皮をのせる。
*薄口しょうゆがない場合は、濃い口しょうゆ少々と塩をお使い下さい。
この料理に使っている食材はこちら
レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん
【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。