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長いもとスモークサーモンのサラダ~オリーブドレッシング

長いもとスモークサーモンのサラダ

オリーブは小さくても大きな存在

オリーブオイルは、生産国の人々にとっては、私たちのお米やお醤油のように無くてはならない存在ですが、果実そのものもとても重要な食材です。そのまま食べるだけではなく、料理の風味付けや煮物に加えたり、仕上げに飾りとしてトッピングします。

たとえばイタリアではオリーブとアンチョビだけのシンプルなピザがありますし、よくパスタのソースに加えます。スペインのバルではおつまみにグリーンオリーブが出ますし、フランスではニースサラダの彩りに。ポルトガルの干しダラ料理によく使われるのは、ブラックオリーブ。

オリーブの使い方は漬物感覚で。日本でも野沢菜をきざんでご飯にまぜたり、高菜炒めや沢庵を煮る料理もありますよね。オリーブもそんな使い方ができます。
そして、そのまま食べるときは、オリーブオイルとスパイスでマリネした方がおいしくなります。ポルトガルではオレガノがポピュラー。スペインではニンニクと玉ねぎのみじん切りやパプリカをふることも。玉ねぎとマリネするとまろやかな味になりますのでお試し下さい。 

今回のレシピは、オリーブを刻んでスパイス代わりにドレッシングに加えました。写真ではブラックオリーブを使っていますが、ミックスオリーブにしていただいても結構です。シャリシャリした長いもとスモークサーモンにオリーブの風味が合います。

材料(4人分)

●サラダ
長いも 10cmくらい
スモークサーモン 数枚
黒オリーブの塩水漬け(ガレガ種) 2、3個
パセリ 適宜
●ドレッシング
オリーブオイル 大さじ3
ワインビネガー 大さじ1
レモン汁 大さじ1
適宜

作り方

  1. 長いもは皮をむいて輪切りにしてから細切りにする。スモークサーモンは食べやすく切る。オリーブは細かく切る。
  2. ボールに塩、ワインビネガー、レモン汁を入れてかきまぜて塩を溶かす。オリーブオイルを少しずつ加えてよくかきまぜる。細かく切ったオリーブを加える。
  3. 長いもとスモークサーモンをドレッシングの半量であえてお皿に盛る。上から残りのドレッシングをかけてパセリを散らす。

    【 ポイントは"塩"】
    ・ドレッシングを作るときに先に塩を入れるのは、油には溶けないので均一な味にするために先に塩を溶かします。
    ・オリーブに塩分があるので、ドレッシングの塩は控えめに。

この料理に使っている食材はこちら

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レシピ提供者:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

丹田いづみ (Tanda Izumi)さん

【プロフィール】
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。

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