自分だけのオルゴールを作ってみたいと思ったら、構造を理解すると良いです。オルゴールの仕組みはシリンダータイプとディスクタイプによって違います。シリンダータイプは、金属製の筒(シリンダーと呼ばれる)部分に記録された曲の音階部分の突起が回転することにより櫛の部分にあたり音が出る仕組みです。ディスクタイプはシリンダータイプと同様に突起部分が筒ではなくディスク盤となっており、音を出す原理は同様のものです。このような仕組みのオルゴールは、手作業で一つ一つのピンを音階どおりに打ち込み大変な作業工程を経て出来上がったものでした。最近では、オルゴールを自作したい人のために簡単なキッドが出ています。作り方は、好きな曲のシートを箱に差し込んでくるくる回すと音楽が流れるものから、もう少し本格的に作ってみたいという方には、シートに穴を開けて自作の曲を作成できるもの、またパソコンを用いて作成できるものなどがあります。また、記念日などのメロディカードにつけるオルゴールは、専門店に行けば入手できます。外観となる外箱はやはり、自作で焼物や手彫りの木箱、思い出の写真立て、ぬいぐるみ、などアイデア次第で様々な形状ができますので、世界に一つだけのオルゴールができます。