オルゴールの歴史は、最初に出来た時期については様々な説がありますが、古くは13世紀頃とされています。アンティークのオルゴールで価値があり、有名なものは日本ではあまり市場に出回らないのが通常です。が、オルゴールファンのために専門店で扱っていることがあります。また、珍しいことですが博物館などのショップでも数点の展示販売がされることもあります。アンティーク最大の魅力としては、実際の年代を思わせる音色も時を感じさせ、やはり現代に作られた物との違いを感じます。それを作った人の優しい気持ちが伝わってくるような素晴らしい一時を過ごすことができます。オルゴールのアンティークの価値は、作られた年代や保存状態とともに、機能が正常に作動するかどうかというところです。加えて、著名な作者であれば価値は尚更上がります。アンティークオルゴールの中でも箱型のものは数十万円程度ですが、目を楽しませる形式の細工が施されている物、メリーゴーランドやオートマタ形式の人形オルゴールや鳥かごに入っている1羽ないし数羽の小鳥がさえずる形式の物は希少性が高い物があり値段も大変高価になります。欧米のオークションでは、愛好家などにより高値で取引されます。