癒しの効果もあると言われているオルゴールには様々な曲が使われていますが、その曲を奏で表現するために使われる「音の数」をオルゴールでは「弁」と表記しています。 「弁」には、18・23・30・50・72といった種類分けがされており、数によって演奏時間やゼンマイが切れる時間、音質などが変わってきます。多くのオルゴールに使われているのが18弁のもので、曲目も多いため以前流行った曲や誰もが知っている名曲が入っていたりしますし、雑貨屋さんなどでも購入できるものが多いです。弁の数が増えれば増えるほど曲目数も減り、その分柔らかな音色になることで音質が豊かになります。もちろんお値段のも高価になり専門店などでの購入が必要となり気軽には手に入りにくくなってしまいます。 同じ曲でも18ではなく30で作られていたりしたら、音色はまるで違うものになるため聞き比べてみるのも良いでしょう。数が少ないものにもオルゴールの音の楽しみ方はありますし、数が多いものであれば音の豊かさを感じることができるため、様々な弁のオルゴールを聴くことで心のリラックスの仕方も変わっていきます。自分の状況に合ったものをその日の気分で選ぶのも、オルゴールの楽し方のひとつかもしれません。