広く親しまれ一度もその音色を耳にした事がないという人の方が珍しいオルゴールには様々な魅力があります。 小さな小箱からその独特の音色で様々な名曲が奏でられ純粋に心癒されるひと時は勿論、その装飾性から玩具の枠に収まらず調度品としても長く愛されてきました。 演奏中の櫛歯の動きを眺めればその構造の精密さに感嘆し、音楽と共に絵本の世界のようなからくり仕掛けが動けば誰しも心躍ることでしょう。 木製のオルゴールボックスの温かみや深い味わいをはじめ煌びやかなジュエリーボックス、またキャラクターやアートで飾られたオルゴールなど時代と共に移り行くスタイルの変化も魅力の一つで、テーブルの上やお部屋の片隅にあっても雰囲気を損ねることもありません。 その歴史からアンティークとしても人気があり、日本でも各地の販売店や博物館などで目にすることが出来ます。 同様に余り目にする機会は無いかもしれませんが、通常のシリンダーオルゴールではなくピンや穴が金属盤にあり回転することで演奏されジュークボックスの原型とも呼ばれるディスクオルゴールなど、人々と音楽の歴史に深い影響を与えた技術も今尚手にすることが出来るのです。 このように魅力に溢れるオルゴールは贈り物としても適しており、カジュアルなものから30弁を超える本格的なものまで多数販売されています。