優しい音色で私たちに癒やしと安らぎを与えてくれるオルゴール。 オルゴールは日本でも年齢や性別を問わずに人気が高く、ギフトとしても人気の高い製品の一種となっています。 一口にオルゴールと言ってもその内部構造や駆動系式などによってそれぞれ音や特色は異なるものです。 オルゴールの特徴や構造を知っておけば、より楽しみながら音を聴くことができるでしょう。 一台の機械があれば曲を入れ替えることで幾つもの曲を楽しむことのできる特徴を持っているのがディスク・オルゴールです。 ディスク・オルゴールは1886年に誕生し、シリンダーの代わりにディスクをソフトとして使用し、音を出すことに特徴があります。 シリンダー・オルゴールはシリンダーがピンを弾いて音を出すのに対し、ディスク・オルゴールはディスクのピンが直接には歯を弾かず、スターホイールを利用して間接的に弾きます。 これによりストロークが強くなり、豊かな音量を得ることができるのです。 ディスク・オルゴールはメーカーや製品によって様々な駆動系式があります。 代表的なもので言いますと、ディスク外周に等間隔に孔をあけるリム・ドライブ方式、駆動用のギアと噛みあわせて回転させるピニヨン・ドライブ方式、ディスクの中心に駆動用の孔をあけるセンター・ドライブ方式などがあります。