MAGAZINE生地の森スタッフが、おすすめ商品や
生地にまつわるコラムなどをご紹介致します。
一日の寒暖の差が激しい初春…。
そんな季節には羽織りものが必須アイテムです。
先日新作商品として登場しました『(IN50734)ベルギーリネンツイルナチュラルダイド』。
薄すぎず厚すぎず柔らかすぎず硬すぎないという、今の季節にはぴったりなのでは?
まずは使ってみないとわかりませんね。
という事で今回はこちらの生地を使って、作ってみたシリーズ第4弾です。
使用生地 | USED ITEM
生地幅 112cm / 混率 ベルギーリネン100% / 厚み 中厚
使用カラー 2 キャメルベージュ
使用パターン:
DARUMA FABRIC『Sewing Pattern no.3 Collarless coat』より
カラーレスコート
ダルマファブリックさんのパターンセットの画像が素敵だったので、似たお色を使いました。
レシピ通りでアレンジはしていません。
着丈が約115cmで、身長155cmの私ですと、くるぶしより13cm上くらいの長さになります。
袖口のボタン使いがとっても可愛いんです。個人的にはここが一番のお気に入りです。
後ろのタックがバックスタイルのポイントです。
ラフな羽織りものでパッチポケットが、かしこまらないカジュアルな雰囲気にさせてくれます。
ボタンを開けてデニムにさらっと羽織ってもカッコいいですし、
ボタンを閉じてワンピースとしても、ウエストのリボンの結び方ひとつで違ったスタイルが楽しめます。
着回しが効くアイテムでコーディネイトの幅が広がります。
リネン独特の落ち感が魅力のツイル素材。
綾織り生地は苦手意識があり、それとなく避けて通ってきました。
このFABRIC MAGAZINEでも初めて綾織りを使いました。
揺らぎがあるので扱いに神経を使います。
ただ、その分仕上がった時はとても高見えする作品になる事間違いなしです!
初心者さんには少し大変かもしれませんが、じっくりと丁寧に向き合っていただければと思います。
スッとなじむ着心地。
ゆったりと優しい気持ちになるような心地よさ…。
新作の生地はそんな風に感じていただけたら嬉しいです。