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ファスティング中のお食事として私たちがオススメしているのは、圧力鍋で炊いた玄米ご飯です。圧力鍋をお持ちの方は、説明書を参考に炊いてみて下さい。
圧力鍋をお持ちでない方は、普通の鍋（アルミ、ステンレス、土鍋、鉄鍋など）で炊く方法もあります。これも、鍋の種類によって炊き方が違うのですが、一例をあげてみます。
- 玄米を水で良く洗い、汚れや異物をとる。
- 一晩水に浸しておく。
- 鍋に水を切った玄米を入れ、玄米の1.8 倍〜ほどの水と、ひとつまみの塩を入れる。
- 中火で沸騰するまで炊く。
- 沸騰したら、弱火にして20 分ほど炊く。
- 鍋の蓋に穴があれば、そこに丸めたキッチンペーパーや、あれば付属の木栓などで栓をし、さらに弱火で20 分ほど蒸らし炊きする。
- 火を止めて、10 分ほど蒸らす。
- 蓋を取って、しゃもじでご飯を天地替えする。
鍋で炊く場合、玄米はとても時間がかかります。はじめて炊く場合、水分が飛びすぎて焦げ付いたりすることがありますので、何度も蓋を開けて中の様子を確かめながら炊いてみて下さい。
昔からご飯の炊き方で「赤子泣いても蓋とるな」とは言いますが、途中、蓋を、開けても、大きく炊きあがりに差は現れないと思います。
もしも、どうしても上手に炊けないようでしたら、良く洗った玄米を3 倍〜5 倍ほどのお水でコトコト1 時間〜2 時間炊くと、お粥になります。玄米のお粥もまた美味しいものです。
ただし水分が多くて柔らかいので、意識して良く噛んで召し上がって下さい。
Ｑ．何故圧力鍋がいいの？
圧力鍋で上手に炊けると、炊きあがりがもちもちして美味しいことと、よく噛みたくなる食感に炊き上がるからです。炊飯ジャーの玄米モードでは、やや力不足かも知れません。
少量で空腹感を紛らわしたり、消化が良くなることも含めて、よく噛むことはとても重要なことです。
炊き上がったご飯は炊飯器などに移さず、冷やご飯としてお食べになると、より良いかも知れません。もちろん、温かいご飯や、炊飯ジャーで炊いたご飯で、ファスティ
ングの効果が減ずるということではありません。
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