今回は、フランス ブルゴーニュ地方とそこにある小さな世界遺産の町 ビェズレーをご紹介します。
2,3年前のちょうどこの時期、 ブルゴーニュ地方出身の友人とその世界遺産の小さな町を訪れたことがあります。
ブルゴーニュはパリから比較的遠くなくハイウェイを 3 時間くらいのドライブするとたどり着くことができます。
パリをでて、ハイウェーをドライブして、まもなくブルゴーニュ地方にはいるとまず360度どこを向いても
麦畑、草原、 牧草地が広がります。
そしてしばらくドライブしても、 そんな風景がずっとずっと続きます。
時々小さな丘の上にある古びた教会や牛が草を食む光景が広がって いたり、
大都会のパリとはまったくちがった風景がひたすら広がっています。
そしてそんな草原をしばらくドライブすると草原の中に浮かぶビェ スレーの丘がみえてきます。
その丘につくと石でつくられた門があって、町の中にはいるとたくさんのリュックを背負ったたくさんの人々と
町のあちこちの壁には貝のマークをみかけます。
実は、ビェズレーは、 有名なスペイン巡礼の道、サン・ジャック・デ・コン・ ボステーラの出発点なのです。
貝のマークは巡礼の印で、 巡礼者はみなこの貝のマークをつけて歩いています。
そして巡礼の人々のあとについていくと、世界遺産に指定されたサン・マドレーヌバジリカ聖堂があらわれてきました。
聖堂は、ロマネスク様式のとても美しい風貌で、教会のテラスからは麓の村 サンペールが見えます。
ほんとにほのぼのとした美しい風景で、 2,3日滞在するときっと日頃のストレスが
ふ〜とぬけてしまうのかもしれないと思うようなそんな村でした。
また、 せっかくなので、ブルゴーニュ地方で有名なエスカルゴとチーズ: Epoisseを味わってみました。
実は、エスカルゴ、 あまり得意ではありませんが、 本場のエスカルゴはパリのエスカルゴより
ちょっと美味しい感じがしました? また、Epoisseチーズは、 とても濃厚なチーズで、
ちょっと強烈なにおいがしましたが、ブルゴーニュワインと一緒にいただくととても美味しくいただけるようでした。
フランス、イコール、パリというイメージが強いのですが、フランスにはこんな小さな町も多く、
こんな小さな町のとても親切な人々(= 都会のパリジャンとはちょっと違う。。)に接するとまたちがった意味で
新鮮で、素敵なフランスを発見できます。 もし機会があればぜひこんなフランスの小さな町を訪れてみてください。 |