先日パリ、カルティエ現代美術財団で仏芸術文化勲章の最高章コマンドールが、
日本の北野武監督にミッテラン文化相より授与されました。
それ以来、3月10日からはカルティエ文化財団で北野監督のオブジェ50点の
展示会=Beat Takeshi Kitano展、 3月11日からはポンピドウーセンターで、
北野監督の“アキレスと亀”が上映されています。
個人的には、北野監督というより、コメデイアンのビートたけしさんとしてのイメージが強かったのですが。。
先日フランス人の友人のお誘いで、“アキレスと亀”をはじめて見に行ってきました。
映画の内容は、ご存知の方も多いと思いますが、芽のでない画家が妻にささえられながら、
一生懸命絵を描き続けるという胸がキュンとするナイーブでとっても素敵なストーリー、
フランス人の友人は北野武監督のセンスの感じられる素晴らしい映画だとほめていました。
この春、パリで北野監督ブーム!!日本人としてとても誇らしく嬉しく思います。
ポンピドゥーセンター
今回は、北野監督の“アキレスと亀”の上映されているパリ4区にあるポンピドゥーセンターをご紹介します。
ポンピドゥーセンターは、ピアノレンゾによって、設計された総合現代芸術センターで、ピカソ、ミロなどの
現代アートの展示される国立美術館、コンサートホール、図書館などがあり、建物は内、外観とも大変ユニークで、
透明のチューブ型のエレベーターからはパリのとっても美しい風景が観れることで有名です。
また、ポンピドゥーセンター前には、多数のカラフルなキュートなオブジェと噴水があり、
休日に多くのパリジャンが訪れる人気のスポットで、ポンピドゥーセンターはまさに、
北野監督の“アキレスと亀”を上映するには、ぴったりな雰囲気の場所かもしれません。 |