肌の不調にアロエベラの力
スキンケア
2021.4.8

肌の不調にアロエベラの力

こんにちは。ライターの米沢です。

肌は一番外側にある臓器とも言われます。
体の内側にある臓器と違って、直に見ることができる分、体の調子の少しの変化も表れやすいですね。
寝不足、疲れ、暴飲暴食など、生活に関わる要因以外にも、季節の変化や気温、乾燥などの外的要因もあって、気づいたら肌がかさついたり、ニキビができたりすることも。
大きな肌トラブルに発展する前に予防しておけば、元に戻す時間も短くて済みます。
なんとなく肌の調子が悪いと感じたら、早めに対策しておきましょう。

なんとなく肌の調子が悪い時に

肌の不調やお悩みは様々ですが、アロエベラは多くの効能を持ち、どんな肌タイプの方でも使っていただける美容効果があります。クレオパトラも使ったと言われるアロエベラの力を肌トラブルの予防に活かしてみましょう。

万能薬のアロエ

古代エジプトのクレオパトラもアロエの化粧水を全身に使ったと言われています。
昔からアロエには抗炎症効果があるとされ、庭先に茂っているアロエの葉を取ってきて、切り傷ややけどに、切った葉から出るとろみのある液体をつけていました。
他にも、透明なゼリー状の葉肉はヨーグルトに入れたり、ジュースにしたりして食材としても活用されています。特徴的な食感を楽しめるだけでなく、葉肉に含まれるアロエステロールが肌の水分量、コラーゲン量を高めてくれます。

キダチアロエとアロエベラで効果が違う!

「アロエ」と一口に言っても、アロエ属には300以上の種の植物が属しています。
日本でよく知られているアロエは、キダチアロエとアロエベラです。

キダチアロエは、日本でも沢山栽培されているアロエで、苦みがあります。
有効成分であるアロインがそのまま残されており、食用としては刺激が強いため注意して使わなければいけません。
アロエベラはアロエの中で一番大きく成長する種類で、キダチアロエの10倍以上も育ちます。アロエベラはアロインがほとんど取り除かれているため刺激が少なく、からだにやさしく働きかけます。また、アロエベラのゲルはキダチアロエのものに比べ約10倍の分子量の高分子多糖体をもち、保湿効果が高いのが特徴です。

マンデイムーンで販売されているのはアロエベラですので、この記事ではアロエベラについてご紹介します。

美容効果が次々と明らかになるアロエベラ

アロエベラには高い保湿効果や、ニキビ、肌荒れを防ぐ効果があることが知られています。
また近年では、紫外線から肌を守る作用や、肌のターンオーバー促進作用、コラーゲンを結びつける作用などの様々な表皮修復作用があることが明らかになっています。
しみやそばかすの原因になるメラニンの生成を予防したり、ターンオーバーを整えて肌の明るさをアップしたり、コラーゲンに働きかけてしわやたるみを予防し、肌にハリを与えてくれたりと、さまざまな美容効果が認められているのです。

ゆらぎ肌のお悩みに、アロエベラ化粧水

マンデイムーンには、アロエベラの葉肉から抽出した液体タイプの「アロエベラエキス」と、エキスを100倍に濃縮し、パウダー状にした「アロエベラ100倍濃縮・オーガニック」の2種類があります。
どちらも水溶性の成分ですので、ウォーターに加えて化粧水としてお使いいただけます。
クレオパトラも使ったアロエベラ化粧水を作ってみましょう。

アロエベラ化粧水の作り方
<材料>
ベースウォーター 50ml(フローラルウォーターもお使いいただけます)
アロエベラ100倍濃縮・オーガニック 0.15~0.25g(アロエベラエキスの場合は0.5~1ml)
クリアプラボトル・ドロッパー&アルミキャップ[50ml](50ml以上の容量の容器)
※保存容器は事前に消毒用エタノールで消毒して乾かしておきます。

ベースウォーターにアロエベラ100倍濃縮・オーガニック、またはアロエベラエキスを加えて、軽く振り混ぜて溶かします。
きれいに溶けたら出来上がりです。

ベースに加えて混ぜるだけなので簡単ですね。
エキスなら、化粧水を使う際に、手のひらで1滴混ぜて使う「手のひらdeコスメ」としても気軽に使えて便利です。
また、粉末は水を加えると、少しとろみのある薄茶色のペーストになりますので、気になる部分にパックとして使っていただくこともできます。

肌トラブルの予防にもアロエベラ

寒い時期は新陳代謝が滞りがちです。
また、年齢を重ねると、肌トラブルの修復にかかる時間が長くなってきます。

―かさつくほどではないけれど、触れるとざらつきがある。
―ニキビはできていないけれど、ベタついたり毛穴が気になる。
―大きなしみやしわはないけれど、ぽつんと気になる部分や小じわもできてきた。

毎日スキンケアをしていると、鏡に映った時や手で触れた時に、肌の微かな不調に気がつくことがあります。
早めに対策しておけば、高価なエステに通わなくても、おうち時間のスキンケアだけで健やかな肌を保てます。大きな肌トラブルになる前に、アロエベラの美容効果をスキンケアに取り入れて、肌の乱れを整えておきましょう。


 


ライター:米沢けい子
アロマテラピー検定1級やアロマテラピーアドバイザーなどの資格があり、癒されながら美しく健やかに過ごせるようにアロマテラピーを日常に活用しています。犬も飼っているので口にしても安心か気をつけています。