ブースターオイルで潤いたっぷりの美肌へ
スキンケア
2021.3.24

ブースターオイルで潤いたっぷりの美肌へ

最近は様々な美容オイルがありますが、その種類や働きによっては、使い方を工夫するとさらに効果が期待できるものもあります。
今回は、ブースターオイルとして使用する場合のオススメ美容オイルを紹介します。

ブースターオイルを使う理由は

そもそもブースターオイルは「導入美容のオイル」です。ブースターオイルを使うことで、その後に行うスキンケアの効果を引き上げる役割があります。
そのため、基本的に洗顔後にブースターオイルをつけ、それから化粧水をつけます。
化粧水などのスキンケアよりも先にブースターオイルをつけることで、その後の化粧水や乳液、クリームなどの効果を高めてくれるという考えです。

そもそもオイル(油)を最初につけたら、中身の大半が水である化粧水が肌に浸透しないのでは、と思う方もいますよね。
植物性オイルの中には、水と親和性のあるオイルもあるため、こちらをブースターにするとその後につける化粧水ともよく馴染み、肌もしっとりふっくらとしてきます。

つまり、
・化粧水をよく浸透させたい
・乾燥が気になる
・肌のごわつきやガサガサするのが気になる
…という方は、いつものスキンケアの前にブースターオイルを使用することで、その後のお肌の仕上がりがかなり変わります。

オススメのブースターオイル

アルガンオイル
マルラオイル
ローズヒップオイル

アルガンオイルはマンデイムーンでも特に人気のある植物性オイルです。
エイジングケア用のオイルとしてもよく知られ、化粧水をどんどん浸透する肌にしてくれるアルガンオイルは、肌に潤いを与えふっくらとさせてくれます。
オイル選びに迷ったら、アルガンオイルをぜひ試してみてください。

マルラオイルはビタミンCやEなどが多く含まれており、こちらもエイジングケアの強い味方です。
なんとエイジング効果はアルガンオイルの3倍ともいわれています。何世紀にもわたりスキンケアに使われてきたオイルです。

ローズヒップオイルといえば、その高い美白効果と保湿力で随分前から様々な化粧品の成分にも使われてきました。低刺激で肌にも馴染みやすいですが、酸化が早いので開封したら早めに使い切るようにしましょう。

化粧水の前にほんの少し。だから続けられる

ブースターオイルは、クレンジングや洗顔後すぐにつけます。
オイルを1~3滴ほど手にとり、手のひらで馴染ませてから、軽めのハンドプレスで顔全体にまんべんなくつけます。
ポイントは、オイルを大量につけ過ぎないこと。水と親和性のあるオイルを使うとはいえ、つけ過ぎればその後につける化粧水を弾いてしまいます。「え?これだけ?」という程度で充分です。
その後、化粧水をつけ、乳液やクリームで蓋をします。

乳液やクリームの代わりに、またオイルを重ねる「追いオイル」も良いです。
蓋をするオイルは、ブースターオイルと同じでも効果がありますが、ホホバスクワランなどもオススメです。
ホホバは植物性ワックスで、スクワランオイルは皮脂によく似た成分です。
これらはお肌に浸透もしますが、お肌につけた美容成分にやさしく蓋をしてくれる役割もあるので、この冬の乾燥する季節には特にオススメです。

朝や夜のスキンケアに、ほんの1工程加えるだけ。
だから忙しい朝や疲れて帰った夜のスキンケアでも、無理なく続けられます。
美は一日にしてならず。
どんどん変わってゆくお肌の変化と保湿を楽しみながらケアをしましょう。


 


ライター:新垣 静香
趣味は読書、動物と触れ合うこと。 化粧品や美容・生活にかかわるものは、学生の頃から、フェアトレードを行っているものや動物実験を行っていないもの、環境に配慮されたものを選んでいます。

コラムで紹介した商品