使う順番で効果が変わる“プラセンタ”
スキンケア
2019.12.7

使う順番で効果が変わる“プラセンタ”

エイジングケアに効果的な成分として
今では世間にすっかり浸透している「プラセンタ」。

このプラセンタですが、洗顔後一番最初につけるといいます。
それはなぜなのでしょうか。

馬羊膜プラセンタ
https://item.rakuten.co.jp/mmoon/0525-003/

プラセンタを最初につける理由

実はプラセンタは肌に皮膜ができてしまうと浸透しません。
クリームや美容液、とろみのあるもので先に覆ってしまうと浸透しないのです。

そのため導入として何もつける前につけるのが一番おすすめです。
そしてプラセンタ自体は皮膜が残らないので、その後化粧水などを使用しても問題ありません。
ですからプラセンタはシンプルな導入液で使用されていることが多いようです。
濃ければ濃いほど確かに浸透はしますが、
肌に違和感があったり乾燥したりとトラブルにもなりやすいようです。

濃度が薄くても濃くてもまず導入として使用するのがベストです。
最初につけたものが、お肌の角質層の一番奥に届きますので
プラセンタは導入美容液として、とても効果的なアイテムです。

プラセンタとは何?

ではプラセンタとはいったい何なのでしょうか。
プラセンタとは胎盤のことです。
人間以外の全てのほ乳動物は、出産すると自分の胎盤を食べます。
胎盤には自然治癒力を回復させる効果があり、
出産により低下した体力を速やかに回復させると本能的に知っているのかもしれません。

実際、最近の研究で、プラセンタには「EGF」「FGF」という成長因子を活性化させる力があることが分かりました。
これらは肌の生まれ変わり、弾力アップ、うるおいなどに密接に関係のあるものです。

プラセンタの歴史

プラセンタは紀元前から利用されていました。
秦の始皇帝や楊貴妃も服用していたと伝えられています。
またクレオパトラ、マリー・アントワネット、
マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーン、
さらにはチャーリー・チャップリンも活用していたのだとか。

そして現代のプラセンタの基礎となったのは
1930年代のことで、1950年ごろから注射薬として販売が開始されました。
元々は医薬品であったプラセンタが化粧品原料として使われるようになり、現代にいたります。

最初は牛由来のものが使われていましたが、
安全性の問題で、今は豚由来、馬由来のものが主流となっています。
最近ヒト由来のものも出回りはじめましたが
まだ安全性は疑問視する声も多く、マンデイムーンでは取り扱いは見合わせています。

少し難しい話が続きましたが色々調べていくうちに、
プラセンタ、やっぱりすごい
と思わざるを得ません。

やっぱり効果があるからこその、紀元前からのロングランアイテムなのですよね。

プラセンタの使い方

というわけで
プラセンタは洗顔後すぐにつけましょう。
イオン導入するのもおすすめです。
その際には、余分な保湿剤などは入れない方がいいと思います。
プラセンタのみか、精製水で薄めたものを使いましょう。

そういえば、昔クリニックに導入に通っていた時
まずはプラセンタを導入してから
ビタミンCの導入をしていたことを思い出しました。
やっぱりプラセンタが最初なのですね。

イオン導入に向いている原料

ちなみに
マンデイムーンのアイテムでイオン導入できる原料は

馬羊膜プラセンタ

ビタミンC誘導体・水溶性(リン酸アスコルビルマグネシウム)

グリシルグリシン

の3種類。
イオン導入はなんでもできるのではなく
イオン化する原料ではないと効果はありません。

年末忙しいからって疲れた感じに見られたくない!
そんな時にプラセンタでカツを入れて元気な肌に!

こちらのレシピを参考にイオン導入化粧水が作れます。
イオン導入化粧水

有効原料を
・馬羊膜プラセンタの場合:1ml(1spoon×1)
・ビタミンC誘導体の場合:1.5g(1spoon×3)
・グリシルグリシンの場合:1g(1spoon×1)
に置き換えて、試してみてくださいね。