「ヒト幹細胞」について専門家に話を伺いました
コラム
2019.1.25

「ヒト幹細胞」について専門家に話を伺いました

マンデイムーン商品開発部の笹川です。
最近、テレビや雑誌などでも“幹細胞コスメ”が話題となっています。
マンデイムーンでも、リンゴ由来の幹細細胞培養エキスステムセルエキスが人気ですが、業界ではヒトの脂肪細胞由来の幹細胞培養溶液に注目が集まっています。

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先日、日本国内でのヒト幹細胞培養溶液のパイオニアである原料会社の担当者がマンデイムーンにお越しくださいました。
その時にお伺いしたお話を、皆さんともシェアしたいと思います。

ヒト幹細胞培養溶液は文字通り、人の脂肪細胞をとってそれを培養することで得られるエキスです。
そのため、脂肪細胞を採取する人が感性性の病気を持っていたり、細胞に異常があると、それを使って作成されたエキスにも影響を及ぼします。
それゆえ、ヒト幹細胞培養溶液は作成するにあたって多くの試験を必要とする、大変デリケートな成分です。

そして、韓国やアメリカでは、ここ数年で急速にヒト幹細胞培養溶液を配合した化粧品が増えているとのこと。
一方、日本で製造しているのは1社のみ。
日本市場に流通しているヒト幹細胞培養溶液配合化粧品のほとんどは韓国製とのことです。

お越しくださった原材料の会社も韓国系の企業でした。
ヒト幹細胞培養溶液、肌馴染みがよく、しみ・しわ・発毛・増毛・抗酸化の作用が高いと言われています。
いろいろとハードルは高い原料ですが、興味深い成分なので私も情報収集を続けていきたいと思います。