ユズ・エッセンシャルオイル
国産柚子の果皮から、コールドプレス製法で抽出されたエッセンシャルオイルです。柚子精油は、他の柑橘類のエッセンシャルオイルに比べてフラノクマリン類の含有量が少なく、光毒性が低いといわれています。そのため、マッサージオイルや香水にもお気軽にお使いいただけます。 またユズ・エッセンシャルオイルには、血の巡りを促進するといわれるリモネンが多く含まれています。バスオイルやバスボムの香りづけにもおすすめです。
こんにちは
ライターのおおうちです。
木の実や落ち葉に季節の移り変わりを感じる時期になってきました。
今回は、木の実や松ぼっくりなどの素材を使い、ご家庭でもお手軽に楽しめるリース作りをご紹介します。
<材料>
使用済みの封筒(作り方の写真では角3封筒を使いました)
木の実やドライフラワーなど(100円ショップや花材店でも購入できます。)
フエルト
エッセンシャルオイル
ワイヤー(なければクリップでも代用できます。)
リボン(なくてもok。飾り付けに使います。)
<道具>
はさみ
グルーガン
<作り方>
1. 使用済みの封筒の上下をカットします。
2. 筒形の状態になります。
3. 筒形の状態をくしゃくしゃと丸めてリースの形にしていきます。
4. このくらいまでまとまればOKです。
これがリースの土台になります。
5. リースの土台に巻きつけるフエルトを準備します。
フエルトをカットします。
封筒の大きさにもよりますが3〜5cmくらいの幅で3〜4本つくります。
6. 4のリース土台にグルーガンでグルーをのせます。
7. グルーをのせた部分にフエルトの端を斜めに貼り付け、くるくると巻いていきます。
巻き終わりにもグルーをつけてリース土台に貼り付けます。
8. このような形でリースの土台の完成です。
フエルトは、リース全部をきれいにくるまなくても大丈夫です。
9. 8.で作った土台に、木の実やドライフラワーをグルーで貼り付けていきます。
グルーで火傷をしないように気をつけてください。
(写真では木の実にグルーをつけていますが、グルーを土台にのせてから木の実をつけても大丈夫です。)
10. 最初は準備していた木の実を使っていましたが、盛り上がってくると、家の中のあちこちから木の実や花材を見つけてきて、これも付けてみる!これはどうかな?とあれこれ盛りだくさんに。
今回はリースの全面に飾り付けをしましたが、封筒やフエルトの色次第では、土台を見せるようなアレンジも素敵に仕上がりそうです。
11. 私も小さい封筒を使って作ってみたりと、娘とワイワイ盛り上がっていたら、宿題が終わった息子も参戦。
木の実や葉が主体の花材だと、男子も図工の時間のような気分で楽しめるようです。
12. 飾り付けが終わったら、リースの裏にワイヤーをつけます。
リース土台に穴をあけて、ワイヤーを通してフック状にして完成です。
13. 完成したリースのフエルト部分にエッセンシャルオイルを垂らします。
木の実に含ませることもできますが、色のついた製油の場合、木の実に色がつく可能性がありますので、側面あたりのフエルト部分にエッセンシャルオイルを垂らすのをおすすめしています。
(エッセンシャルオイルのついた部分が壁などにつくと、壁に色がつく場合がありますので、ご注意ください。)
3者3様のリースが出来上がりました!
リースのデザインもですが、香り選びにも個性がでました。
娘はユズをメインにグレープフルーツなどの柑橘系セレクト。
フレッシュで爽やかな印象のリースに。
息子は、サイプレスとマグワートをチョイス。
マグワートはオウシュウヨモギの葉から抽出されたエッセンシャルオイルで、抗菌作用の高い1,8-シネオールが多く含まれているそうです。
ほんのり甘く涼やかな香りにサイプレスの爽やかさが心地よく仕上がりました。
中央の小さいリースは角6封筒を使ったもの。
小さいけれど存在感のあるリースにしたくて、私はホワイトマグノリアの香りに。
リラックスをもたらすリナロールを主成分とするホワイトマグノリアは、ほんのりエキゾチックな特別感をもたらしてくれる香り。
気分を高めながら気持ちを落ち着かせてくれるので、スキンケアスペースに飾って癒されたいなと思っています。
封筒を使ったリースは、軽くて気軽に作れるのが魅力。
花材や香りで自由にアレンジできますので、ハロウィン風やクリスマス用など、季節に合わせて作るのもおすすめです。
毎日過ごす空間も、手作りリースひとつでお部屋のアクセントに。
季節を感じる空間に早変わりしますよ。いろいろな香りとともに、ぜひ試してみてくださいね。
ライター:おおうちなみ
アロマテラピーインストラクター。ハーブ&ライフコーディネーター。「香りのある暮らしをもっと楽しく」をテーマに、暮らしに取り入れやすいアロマクラフトやコスメ作りなど、様々なアイデアを提案しています。
国産柚子の果皮から、コールドプレス製法で抽出されたエッセンシャルオイルです。柚子精油は、他の柑橘類のエッセンシャルオイルに比べてフラノクマリン類の含有量が少なく、光毒性が低いといわれています。そのため、マッサージオイルや香水にもお気軽にお使いいただけます。 またユズ・エッセンシャルオイルには、血の巡りを促進するといわれるリモネンが多く含まれています。バスオイルやバスボムの香りづけにもおすすめです。
南アフリカの郊外で持続可能な方法で有機栽培されたグレープフルーツの果皮から抽出しました。
まさにグレープフルーツの香りです。甘酸っぱい香りの中にほんのりと苦みが感じられます。
エジプトで栽培されている、オウシュウヨモギの葉から抽出された・エッセンシャルオイルです。オウシュウヨモギはその薬効の高さから”ハーブの母”と呼ばれ、伝統医学に活用されていました。新緑を思わせるような、ほろ苦く清潔感のある香りが特徴的です。マグワート・エッセンシャルオイルには、抗菌作用の高い1,8-シネオールが多く含まれています。ニキビや肌荒れのケアに。また、虫除けや部屋のお掃除にもおすすめです。
アジアの熱帯地域で栽培されている、マグノリア・アルバの花から抽出されたエッセンシャルオイルです。南国の甘い花の香りの中に緑茶のような清涼感を併せ持つ、エキゾチックな香りが特徴的です。鎮静作用に優れたリナロールを主成分とするため、不安や緊張を和らげる効果が期待できます。また、皮膚の弾力を高めるはたらきがあるといわれており、アンチエイジングにも効果的です。
スペインの山で持続可能な方法で有機栽培されたサイプレスの葉、枝から抽出しました。
サイプレスはヒノキ科の植物ですが、ヒノキ・エッセンシャルオイルよりもシャープで深みのある香りです。