寝苦しい夜におすすめのアロマ、アロマブレンド
アロマ
2021.8.11

寝苦しい夜におすすめのアロマ、アロマブレンド

こんにちは!アロマセラピストのうのかです。

このコラムを書いてる時期は梅雨も明け、夏本番といった空模様が続いています。
夏の季節で悩まされることといえば、「寝苦しい夜」ですね。
この季節は体力を使うので、できればしっかりと睡眠を取って翌日のエネルギーチャージをしたいものです。

眠りに入ったかと思ったら、暑さや睡眠中にかいた汗が垂れてきて起きたりして睡眠不足の元になったりします。
そしてエアコンをつけたまま就寝すると、翌朝の寝起きが良くなかったり、体調が不安定になるなどの弊害も起きます。

そこで、今回は寝苦しい夜におすすめのアロマテラピーと清涼感を得られるブレンドをご紹介します!

寝苦しい夜が続いて起きる弊害とは

熱帯夜で寝苦しい夜が続くと、睡眠不足になるので、翌日のパフォーマンスに影響が出ます。
睡眠不足が原因で起きるものとして、「集中力の低下」「イライラする」などがあります。

睡眠は心と体をメンテナンスする貴重な時間帯であり、日中に酷使した心身をリセットしたり、お肌の新陳代謝を促進するなどの役割を担います。
また、体内時計を調節することにおいても睡眠はとても大切です。

寝苦しい夜におすすめのアロマテラピーを活用してみよう

夏に寝苦しい夜にならないために、就寝前におすすめのエッセンシャルオイルを選定しました。

1.ラベンダー
アロマテラピーといえばラベンダーですが、心を落ち着かせてくれる香りが睡眠を誘います。
夏の季節な暑さでイライラしやすいことが多く、それが体に影響することが多く、結果として眠れない夜が続くようになります。
ラベンダーは沈静作用があることで知られており、穏やかな状態で自然に眠りに誘ってくれます。

2.クラリセージ
クラリセージはその人のその時の調子によって感じる香りが異なる不思議なエッセンシャルオイルです。
肉体的に疲れている時は生薬のような香り、心が疲れている時は紅茶やミルクティーのような香りがすると表現されることがあります。
クラリセージは特に活動的に動く女性向けの香りで、日中の緊張感をほぐしてくれ、ゆったりとした気分で眠りにつくことができます。

3.ベルガモット
ベルガモットは数多くの柑橘系の中でも人気の香りです。
フレッシュさと柑橘の独特な苦味がある香りなので、日中のリフレッシュ目的で用いられることが多いですが、実は安眠を誘ってくれる香りでもあり、ストレスの緩和と精神面に対しての沈静作用が優れています。
夜眠れないと、不安や心配事を考えやすいですが、そのような緊張感を和らげてくれます。

清涼感を感じるアロマブレンドで寝苦しい夜を解消

次に、前出した3つのエッセンシャルオイルに清涼感をプラスし、より安眠ができるアロマブレンドをご紹介します。

ラベンダーペパーミント
ハーブ系のエッセンシャルオイルは基本的には清涼感がありますが、ラベンダーとペパーミントのブレンドはより清涼感があり、爽やかな香りになります。
ペパーミントと聞くとスッキリして眠れなくなるのでは?と思われますが、ペパーミントは覚醒作用だけではなく、鎮静作用もあるので、「快眠」が期待できます。

クラリセージ  +  ローズゼラニウム
クラリセージはフローラル系と相性が良く、この2つの組み合わせは女性にはぴったりのブレンドです。
月の周期による影響で乱れた心を落ち着かせてくれます。
暑い季節にこのブレンドを活用すると、体内時計の乱れも防止してくれます。

ベルガモット + マジョラム
ベルガモットの苦味が気になる場合は、マジョラムをブレンドすることで和らぎます。
この組み合わせは眠れない夜に考え込みすぎてしまったり、不安や心配な心を解消してくれます。
睡眠不足の原因は体の疲れもありますが、心の疲れが結果として体の疲れを増やします。
このブレンドであれば心の沈静を強くサポートしてくれます。

アロマテラピーで夏の寝苦しい夜から解放されよう!

気温も湿度も高い夏の夜は寝苦しさだけではなく、寝苦しさによる心のバランスも崩れやすくなります。
接触冷感の寝具やひんやり系の様々なアイテムが存在しますが、これにアロマテラピーをプラスして熱帯夜でも安眠できる環境を整えることで翌日の活動のパワーにもなります。

アロマテラピーは季節を問わず使用できますが、夏の暑い季節は夜の時間に用いて寝苦しい夜から解放されましょう!


 


ライター:うのか
AEAJ認定アロマセラピスト / 占術研究家。アロマテラピーとハーブを普段の暮らしの中で工夫しながら取り入れることをライフワークにしています。犬と生活しているのでペットアロマにも関心があります。

 

コラムで紹介した商品