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2017/11/29 17:43
先日奈良で開催されました「日本琥珀研究会」に参加いたしました。
正倉院に保存されている『鏡』に琥珀がはめ込まれていて関心をもっておりましたので、以前正倉院事務所でミャンマー産の琥珀を調べていただいたことがありました。
この会の詳しい内容をお知らせするのはここでは省きますが、2つ3つ初めて知り得たことがあります。
・北海道の琥珀について
ご存知のように北海道では以前、石炭の採掘で活気があった歴史がありますが、鉱山だけではなく古代遺跡からも琥珀の首飾りなど沢山見付かったそうです。
もしかしたら、北海道産の古代琥珀もこれから皆さんも入手できる日が来るかもしれませんね。
次に、翡翠の勾玉も北海道の遺跡から見つかっていますが、このことはご存知の方も多いかと思います。
礼文島からは翡翠の勾玉が見つかっていますが、ソ連領に属するユジノサハリンスクからは見つかっていないようなのです。(北海道産黒曜石はユジノサハリンスクからは見つかっています)
天候にも恵まれ、大和路を歩いて古代ロマンが広がった奈良訪問でした。
最終更新:2017/11/29 17:43