今春カリフォルニアで行われたNAMM SHOW 2016で突然発表され、米国中のギターファンの注目となったJohn Page Classicの新作、The AJ。
ネックは従来のASHBURNと同一スペックながら、ボディはカッタウエイとコンターがオモテ・ウラにあり、よりプレイヤビリティを向上させたフォルムとなっています。
そもそもこのシェイプはJohnが2006年に自身のブランドをスタートしたときに最初にとりかかった"the P-1"のスタイルを踏襲したギターとのこと、さすが元マスタービルダー、Johnならではのコダワリが随所に見られます。

ピックアップも新開発BLOODLINE JP-3P(P-90),JP-3Tを搭載。リアPUはコダワリのリバースマウント。
トラディショナルなテレキャスターのフロントにP-90をでセットアップした場合、どうしてもリアPUとの音質の差が極端すぎてバランスが悪いと感じていたJOHNは独自のフロントPUの開発に加え、リアは逆スラントさせることによりミックス時のバランスをベストにし、よりクリアかつ繊細なサウンドになるようにデザインしています。
AJモデルではフロント、ミックス、リアのどのポジションでプレイしてもパワーのバランス、トーン・キャラクターの一貫性が実現出来たとJOHN自身も満足のコメントを寄せています。
実際に弾いてみるとアルダーボディとP-90タイプの新鮮なレスポンスは未体験ゾーン。ありそうでなかったピックアップとボディのコンビネーションをリアの逆スラントがさらに独自なサウンドへと深め、全体をバランスよいギターに仕上げています。
ちなみにAJとはAdam John,つまりJohn Page氏の息子さんの名前からとったとのこと。JOHN PAGE氏のこのモデルへの思い入れが感じられます。
次代のスタンダートとなり得る新しいスタイル。ぜひお試しください。

Fender CUSTOM SHOP創設者の一人、ジョン・ペイジによってデザインされた新ブランド「JOHN PAGE CLASSIC」のブランド第一弾として登場したのが、このASHBURN。自身がデザインした独創的なカスタムギターには、彼が心血を注いでデザインした、その名もBLOODINE P.Uが搭載され、洗練されたデザインや機能もあいまって永年の使用を約束します。

40年にわたるギター製作のノウハウを全てつぎ込み、時を超えたリッチなクラシックトーンを完成させています。
JOHNは「40年間ギター製作者としてよりよいサウンドを追求した結果、ネックとボディのジョイント処理が材のチョイスや電装などと同じように重要と感じ、今回のASHBURNについてはフレットへのアクセスを容易にし、プレイヤビリティを向上させるために自分の経験したものをすべてつぎ込んだ」と云っています。

生産工場はJOHN自身が世界レベルで選定した信頼できるファクトリー。
ラインで生産されるギターでありながら、最終的なセットアップは認定された技術者によって行われるなど、大量生産のギターとは一線を画すプロダクトとなっています。

クラシックなルックスでありながら、ミディアムＣシェイプ・グリップのネックに、弦振動を効率よく伝導する独特なジョイント・ボルト。ハイ・フレットまでストレスなく演奏できるヒール加工。

ペグは各弦のテンションを考慮し、高さの違うポストの「Gotoh Staggered」、4〜6弦側に配置された視認性の高いポジション・マーク。ミドルがしっかり出るJohn自身のデザインによるBLOODLINE P.U、リアは逆スラント・マウント。

随所に渡るアイデアが、このギターを単なるストラト・クローンとは違う次元のサウンドをアウトプット。

日本初登場のJOHN PAGE CLASSIC。この機会にぜひお試しください。

トップクラスのマスタービルダーのハイ・クオリティなマジックを、手軽に普及するといったコンセプトでデザインされたASHBURN。こちらのASHUBURN HHには彼が心血を注いでデザインしたBLOODINE JP-2 PUが搭載されています。

JP-2ピックアップはマグネットにアルニコ5を使用。外観の美しさにこだわりあえてカバードとしながら、コイルのターン数を独自なものにし従来カバードにありがちな音ヌケの劣化や透明度の減少という問題を解決し、ややブライトでありながら、かつヴィンテージPAFのような暖かさと抜けの良さをゲットすることに成功しています。
実際に弾いた印象では従来のハムバッカーの概念を変えるよう。キレのある、またスッキリとした低音部はシングルコイル・ユーザーに慣れたギタリストにも歓迎されるであろう独自なアウトプットです。

プレイヤビリティを向上させるためのネック/ボディ周りの工夫は第一弾ASHBURNで完成されたアイデアそのまま。
弦振動を効率よく伝導する独特なジョイント・ボルト、ハイ・フレットまでストレスなく演奏できるヒール加工などもASHBURN譲り。
しかも、今回のHHはサスティーンを考慮し、ブロック駒のGotoh 510T-FE1 two point tremoloを採用。アーミング時のチューニングの狂いを最小限におさえるロック式チューナーも見逃せないこだわりのディテールです。

生産工場は引き続き、JOHN自身が世界レベルで選定した信頼できるファクトリー。
ラインで生産されるギターでありながら、最終的なセットアップは認定された技術者によって行われるなど、大量生産のギターとは一線を画すプロダクトとなっています。この機会にぜひお試しください。