節句人形と日本のお土産 久宝堂

柴田 家千代

柴田 家千代

Shibata Yachiyo

(しばた やちよ)

1933年、人形作りが盛んな街、名古屋にて創業。
当時、日本人形・フランス人形制作の最大手「スキヨ人形研究所」が手掛けた雛人形。
その卓越した感性と技術で業界においてブランドを確立。
優美な美しさと日本の伝統を再現した雛人形は、根強い人気を保ち続けています。

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久宝堂が「柴田 家千代」を
お勧めする理由

平安絵巻のような長くて美しい裾が特徴の『平安シリーズ』など、他では見られない独自の工夫がお勧めする理由です。
まるくてかわいいお顔や上質な素材の衣裳を用い、絶妙なバランスのコンパクトなお雛様をつくりだす。
フランス人形や日本人形制作を経て培った技術を活かし、”古典的な美しさを大切にしながら、新しい感性を取り入れる。

作品の特徴

①上質な衣裳選び

衣裳選びでは、上質で柔らかな正絹や西陣織、また雛では珍しい洋反まで、その生地の特性を活かしながら、幅広く選定していく。
また多くの作品で、糸選定から金襴の柄決め、そして刺繍までもオリジナルでつくりだすこだわり。

②独自のフォルム

小さくなるほどに難しくなる人形づくり。
家千代のお雛様は、小ささを感じさせない絶妙なバランス、試行錯誤を重ねた末独自のフォルムに辿り着いた。
そして、雅な世界を表現した「平安」、まるくて可愛い「葵」、高級感漂う「結」を完成させた。

③かわいいお顔

人気の頭師、熊倉聖祥のまあるいお顔。
愛らしい幼子のようなふくよかなお顔は、小さなサイズのお雛様に親しみあふれる特別な存在感を与える。

現代の生活様式にも飾りやすい
おひな様を

昔は、おひな様といえば段飾や床の間いっぱいに飾るお家も多く見られました。しかし飾る場所も収納する場所も限られる現代では、選べるお人形も少なくなってきました。柴田家千代は、そんな生活様式でも飾りやすい人形制作に力を注いでまいりました。
”できるだけ多くの方に、おひな様の良さを知っていただければ”との願いが詰まったのが家千代のおひな様です。

柴田 家千代(2代目)Yachiyo Shibata

名古屋生まれ。名古屋造形芸術短期大学を卒業後、フランス人形デザイナーの母 山崎由美子氏の元で人形制作活動を開始。五月人形製作に従事し、力強さや愛らしさを表現する技術を習得。その後、人形師 初代 柴田家千代のもとで日本人形・ひな人形の製作技術を学び、表現力の幅を広げる。小さなひな人形「葵」シリーズやその後継 「結・平安」シリーズが注目を集めるなど、時代のニーズを追及し続けている。

1985年雛人形作りに取り組む
1998年『古典のお雛さま』を発表 人形作家 柴田家千代の名が定着
2002年本格的な作りで小さな雛「葵」を制作
2005年二世柴田家千代を襲名