平安 寿峰
Heian Juhou
(へいあん じゅほう)
初代 寿峰が雛人形作りをはじめて五十年余り。
それまでの人形にはない独自の感性と素材、技をもって、雛人形の制作活動を始めました。
「日本人の感性の豊かさを物語る人形」、そして「平安時代より続く宮中文化を表現する人形」を活動の原点としています。
平安寿峰は、原点のもの作りを今も続け、皇室や伊勢神宮、出雲大社をはじめ多くの皆様のもとへより善き人形をお届けしております。
そしてこれからもより善き人形、日本文化をお届けしていくことを使命として平安寿峰は日々良い作品づくりを続けております。
その素敵な作品の数々を、久宝堂ではご紹介させて頂いております。






寿峰の雛人形の命とも言えるのが、その装束に使用される裂地です。
より洗練された最高級の「正絹」と「有職文様」の西陣織を使用し、時には納得いく色や質感を得るため、織元と協力して独自の糸や染め、織り組織を特注し、妥協を許さない作品づくりに取り組んでおります。
本着せとは、「人間と同じ工程で、装束を着せ込んでいく」ことを指します。
また形が出来上がった衣装を被せるのではなく、一枚一枚、襟を合わせ、紐で結び、着付けていきます。
この工程を経ることで、肩のラインや胸元の合わせに自然な「ゆとり」と「緊張感」が同居します。


平安 寿峰
Heian Juhou
1970年、京都・嵯峨野に生まれる。
1990年、父・平安寿峰の元で人形製作の修行に入る。
宮中文化研究を自身のライフワークとし「本着せ衣装雛」を発表する。
個展の開催をはじめ、
和紙あかり作家や京都ゆかりの職人達と技術者集団「古都わざ」の結成、
3年の歳月をかけ総天然染料での古代染色に挑戦し、
平安時代の衣装を再現した雛人形の発表など精力的に活動。
近年は、伊勢神宮外宮へ「京の木馬」を奉納、 出雲大社へ「立姿有職人形」を謹呈、 京都・北野天満宮に「天神人形」を奉納するなど、 善き人形と日本文化を届けるべく日々研鑽を続けている。