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アンバー(amber)(琥珀)

 透き通った蜂蜜色の石で偉大な自然のパワーを呼び覚まし大きな勇気を与えてくれる石です。身体や心を暖める効果もあります。
 古代ギリシャでは、太陽が固体化したものと信じられていた。

 太古の時代、松柏科の針葉樹の樹脂が地中で化石化した物です。石の中には、固まる時に周りにいた昆虫や植物が閉じ込められたものもある。
 琥珀中のそれらは保存状態が良く、当時を知る貴重な手がかりとなっている。アンバーは昆虫などの内包物により価値が高まるとされる。
 また、映画ジェラシックパークでもアンバーの中の蚊がとりだされていた。仏典によっては七宝のひとつに数えられるときもあります。
 火にくべると心地良い香りを放つので、西洋ではお香としても使われていました。

 硬度が低く、爪でも傷つくので取り扱いには要注意です。

 プラスチック製琥珀イミテーション(plastic made amber simulant)と琥珀の簡単な見分け方のひとつは、飽和食塩水を使用する。裸石にしかできない。
 方法は、飽和食塩水に沈める。琥珀は浮き、プラスチックの琥珀イミテーションは沈む。
これは比重の違いを利用している。飽和食塩水の比重は1.13。琥珀は1.08程度なので浮く。プラスチックの比重は、例外もあるが( 通常1.20-1.30の間)沈む。

産出国は、ドミニカ共和国、バルト海沿岸、、ルーマニア、ドミニカ、ミャンマー、イタリアなど、日本では岩手県久慈市。

   屈折率:1.54
   硬度:2-2.5
   比重:1.08(飽和食塩水に浮く)