

家庭用ミシンには自動機能やアシスト機能など、ミスなく簡単に使える、あると便利、実際に使ってみたら意外と便利など、いろいろな仕様があります。
まずは、今の家庭用ミシンにはどのような機能があるのか、一つ一つご案内いたします。
※同じ機能でも機種によっては細かな仕様が異なる場合はあります。
詳しくは商品ページをご確認いただくか、お問合せフォームよりお気軽にお問合せください。
縫い模様や模様番号の他、その模様に適した押え番号などを表示します。
縫い目長さやふり幅も数字で表示します。
縫う素材にあわせた細かな縫い目設定を行うには液晶画面表示があると便利です。
簡単に針穴に糸を通す機能です。
片手で簡単に針穴に糸が通るタイプや、両手を使うタイプなど、メーカーや商品のグレードで違いがあります。
縫い終わりにスイッチを押すだけで上下糸を自動で切ってくれる便利な機能です。
※下糸は常時、内部に待機しています。
そのまま縫いはじめることができます。
機械式とコンピューター制御式の2種類があり、糸の張力調整がほとんど不要です。
初心者の方や糸調節に不安がある方は自動糸調子仕様をおすすめします。
※上下同じメーカー/太さ#60普通地用/ポリエステル素材の糸を使用した場合
手動での返し縫い機能はどのミシンにも付いていますが自動機能が内蔵されたモデルは縫い始めと縫い終わりに自動で返し縫い(3列3重縫い)又は止め縫い(玉止め)ができます。手動で行うよりも、針数がそろいますので、縫い上がりもきれいに見えます。
専用押えにボタンをセットすると自動で長さを測り、何個でも同じボタン穴が作れます。
(スクエア型の他、ハトメ穴やニット用ボタンホールなど数種類あります)
押え圧レバー又はツマミを回すことで、縫製時に布をおさえつける圧力を調整できる機能です。
薄地などは弱め、厚地などは強めなど、素材の伸縮性も含め圧力調整ができる機能です。
押えが上がっているのにスタートボタンを押したときや、間違った使い方をした場合に警告音を発し教えてくれます。
縫う素材や厚さにより適した縫い目長さや左右のふり幅が手動で調整できる機能です。
基礎知識…目安となる縫い目の長さ(薄地1.5mから2.0mm、普通地2.5mmから3.0mm、厚地3.5mmから4.0mm)位など素材や厚さにより縫い目の長さを変えることで仕上がりにも違いがでます。
ミシン本体にボビン(下糸)を入れるだけで上糸でのすくい上げが不要、下糸セットしたら縫い始めることができる機能です。
メーカーにより、機能名は異なり、下糸クリック、クイック下糸セット、らくらく下糸セット、下糸らくスルーなどが同じ機能となります。
下糸巻きが簡単にできる機能となりますがメーカーにより、機能名は異なり、簡単糸巻き、クイック下糸巻き、らくらく下糸巻きなどが同じ機能となります。
ドロップフィードボタンの切り替えにより、送り歯を針板より下にさげ、ボタン付けやフリーモーションの際に使用する機能です。
職業ミシンやキルト対応のモデルに装備されており、L型の膝上レバーをミシン本体の穴に差し込み、レバーを横にひねることで手を使わず押えを上げることができます。
縫い向き変更や流れ作業などで押えを上げる手間がないので作業効率が上がる機能です。
停止時、針停止位置を上位置/下位置に設定できる機能です。
下位置の設定することで布向き変更が楽になります。
布地を送る部品として送り歯があります。
直線縫いや段差縫いなど、配置や枚数により布送りのスームズさにも違いがあり、各メーカーの人気モデルでは6枚から7枚送り歯が装備されています。
送り歯は布を送るために一番重要な部分となります。
一般的には送り歯の動きは構造上、楕円形に動きます。
高性能モデルに多くみられる送り歯が水平(四角)に動くことで長く生地と接し、送り歯全体で生地を送る機能です。
布送り機構は各社、機能名は異なり、スクエア送り、水平送り、BOX送りなど呼び方は様々ですが同等の機能となります。
ミシン本体の内蔵されている、ひらがなや英字などが簡単に縫うことができます。縫い上がりのイメージとしては三列直線縫いでの文字縫いや飾り縫いとなります。
利点は押え金の交換程度で即、縫うことができることです。
手軽にネーム入れやデコレーションするのに最適です。
文字縫いの仕上がりは刺しゅう文字とは異なりますので商品詳細にて確認ください。
ミシン本体に刺しゅう機を取付けることで、刺しゅう枠自体が前後・左右・斜めに動き、刺しゅう文字やキャラクター等を縫う機能です。イメージとして、既製品のブレザーやポロシャツなどのエンブレムや英語文字の仕上がりとお考えください。
釜(かま)とは…上糸と下糸を絡み合わせる役割をしています。
釜の種類 ①水平全回転釜仕様 ②垂直全回転釜仕様 ③垂直半回転釜仕様の3種類があります。
現在の家庭用ミシンの主流は①水平全回転釜仕様です。
下糸張力調整が不要、一定方向に釜が回転することで段差縫いなどでの目とびや糸絡みが少なく、ボビン(下糸)を上からセットするだけなので準備が簡単です。
職業用ミシン(ボビンケース仕様)②垂直全回転釜仕様です。
直線縫い専用機がほとんどで一定方向に釜が回転することで段差縫いなどでの目とびや糸絡みが少なく、下糸はボビンケース仕様なので張力調整が可能です。
縫う素材や糸の太さによって上下の縫い締まり調整が可能となりますので完成度を求める方が選択するプロ仕様とお考えください。
家庭用ミシン(ボビンケース仕様)③垂直半回転釜仕様です。
下糸はボビンケース仕様なので縫う素材や糸の太さによって上下の縫い締まり調整が可能ですが上下糸を絡み合わせる部分(剣先)は半分しか回転しないため、無理に段差縫いした場合タイミングずれにより目とびや糸絡みが起こりやすくなります。
以上、家庭用ミシンの主な機能をご案内しました!
ミシンを使う上で、搭載されている機能が多ければ多いほど、縫うのを手伝ってくれるとても便利なものです。
初めての方にとっても、ベテランの方にとっても、機能は大きな味方になってくれるはずです。
おすすめのミシンは
・どんなものを縫いたいのか
・どのくらいの頻度で使いたいのか
・今まではどんなミシンを使っていたのか
などなど、お客様によって異なってきます。
もしミシン選びに迷った場合にはお気軽にお問合せください!