「つき姫」でつくるおはぎ
材料(4人前/9個分)
- もち米 3合
- 粒あん
お彼岸になると、おはぎを食べますよね。「おはぎ」と「ぼたもち」の呼び名の違いは、おはぎは「つぶあん」、ぼたもちは「こしあん」。
昔は小豆がまだ成熟していない秋のうちに収穫すると皮が柔らかいのでつぶあんとして楽しみ、春まで待ってから収穫すると皮が硬くなっているので、加工して食べた方が美味しいので
「こしあん」として楽しむといわれていたようです。
そのため春に食べられるこしあんを「ぼたもち」、秋のつぶあんを「おはぎ」と呼ばれています。現代では、1年を通してさまざまな種類の餡がつくれるため、この分け方はあまり関係なく好みで食べられています。
また地域によっても、こしあんも含めて「おはぎ」と呼ばれている場合があります。ではなぜお彼岸に「おはぎ・ぼたもち」なのでしょうか? 一説には小豆の赤色に魔除けの効果があると古くから言い伝えがあり、
邪気を払うものとしてお供えされ、感謝の気持ちと共に親しまれてきたもの。ご先祖様を大切にする思いと共に「おはぎ・ぼたもち」を作ってみてはいかがでしょうか。