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□□お中元の豆知識□□   □□お歳暮豆知識□□

お中元いわれ

1月15日の「上元」、7月15日の「中元」、12月15日の「下元」
の三元の内、7月の「中元」が、日本古来の1年を2回にわけて、祖霊
(先祖の霊)を迎え御魂祭りのお供え物や贈り物をした習わしと、伝来し
た仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ−7月15日)とが重なり、「お中元」の
贈り物が盛んに行われるようになりました。

「いつおくる?」
7月初めより15日ごろまで(関西以西では8月初旬から15日)が
「御中元」それ以降は、東京周辺では「暑中御見舞」となり、立秋をすぎ
ると「残暑御見舞」が一般的ですが、地方によっては多少、期間にズレが
あることもあります。
本来は訪問して直接渡すのが原則ですが、現在ではデパートなどから直送
するケースも増えています。直送する場合はあいさつ状を同封するか、荷物
が届くころに別に手紙かハガキを出すのがマナーです。あいさつのほかに、
何を、何時、どこから送ったかを書いておくとトラブルが起こった時(荷物
が到着していない)に役立ちます。
今年から一人暮らしを始めたひとも両親に贈ってみてはどうでしょう。

「喪中の時?」
当方・先方のいずれが喪中であってもお中元を贈られても差し支えあり
ません。ただ、四十九日を過ぎていない場合や先方が気落ちしているよ
うなら、時期をずらして「暑中見舞」として贈る気配りも忘れずに。

「誰に?いつまで?」
挙式の際の頼まれ仲人なら3年まででよいとされています。
特にお世話にならなければ会社の上司や学校の先生には贈らなくて
もいいでしょう。自分の考えで判断すればいいのです。
塾は必要ないようですが、お稽古ごとは贈るケースは多いようです。
母親同士で相談して二人で3千円くらいを目安にすればよいでしょう。

「どれくらいのもの?」
なにを贈るかは相手の状況をよく考えて(家族構成、年齢、人数等)
喜ばれるものを贈るようにしましょう。家族の多い家庭には調味料
など、また、お酒を飲まない相手にお酒を贈っても喜ばれません。
相手に喜んでいただいている贈り物なら毎年同じ物を贈るのも1つの
手です。また、生鮮品は贈る相手の予定も確かめて贈りましょう。
ポイントは「あげたいもの」より「喜んでいただけるもの」ですね

お返し
目下の人からお世話になった目上の方に贈ったり、又は取引関係の
方に贈るのが一般的なので、特にお返しする必要はありませんが、
礼状はできるだけ出すように心がけましょう。親しい間柄であれば
電話でもOK。同僚、友人などの場合は、同程度の品物でお返しを
してもよいでしょう。

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お歳暮のいわれ 
1年を2回にわけて、祖霊(先祖の霊)を迎え御魂祭りの
御供え物や贈り物をした日本古来の習わしが、起源とされて
います。日ごろお世話になっている方々へ1年間の感謝を込
めてお礼の気持ちを贈りましょう。

いつ送るか 
12月初めより20日ごろまでに贈りましょう。
大切なのは相手への思いやりですから、贈る相手の習慣に合わせて、
臨機応変に対応するのが好ましいでしょう。12月31日を過ぎ、
お歳暮が年内に届けられない場合、「お年賀」として贈ります。


どれくらい 
なにを贈るかは相手の状況をよく考えて(家族構成、年齢等)
喜ばれるものを贈るようにしましょう。
その土地でしか買えない特産品などもいいでしょう。
毎年同じものを贈って季節を伝えるのも印象強く、
「またあの方からあの品が届く季節」と覚えてもらえば効果的でしょう。
保存のきかない食品やフルーツ,魚介類などは、一般的には迷惑な贈り
ものと言われていますが、都会の人には案外うれしい贈りものなのです。
ナマモノを贈るときには遠慮せず、事前に電話をして都合を確かめるよ
うにしましょう。
金額は、大体3000円〜5000円前後の品物が選ばれることが多いようです。


誰におくるの 
自分の考えで判断すればいいのですが、例えば実家の親、親戚、仲人、
恩師、主治医、先輩、お得意先などが考えられます。職場の上司などに
贈る場合は、贈りもののやりとりを廃止しているところや慣習としてや
らないところもありますので、職場の習慣に従うべきでしょう。また、
職場内の贈答は、そこでの常識に合わせるように努めます。お歳暮はお
祝いごとではないので、相手が喪中でも例年どおり贈ってかまいません。
お中元、お歳暮のどちらか一方を贈られるならお中元より一年の締めく
くりの意味でもお歳暮を贈るのが一般的です。 


お返し 

目下の人からお世話になった目上の方に贈ったり、又は取引関係の方に
贈るのが一般的なので、特にお返しする必要はありません。ただし、礼状
はできるだけ出すようにしましょう。親しい間柄であれば電話でもいいです。
同僚、友人などの場合は、同程度の品物でお返しをしましょう。

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