体の曲線にあわせた自然なラインをつくるために、衿から肩、ポケット裏までの毛芯をひと針ずつ縫いとめています。これは縫い目が「ハ」の字が並んだように見えることから「ハ刺し」と呼ばれる、職人のテクニックです。 ラペル(衿)と洋服に立体感を持たせ、生地本来の風合いを活かして本格的に仕立てました。