ヴィラ・ヴィーノ・ラチャ[Villa Vino Raca]

ヴィラ・ヴィーノ・ラチャは、スロバキアの首都・ブラチスラヴァ郊外のラチャと呼ばれる地域にあります。
ワイナリーが所有するブドウ畑は、スロバキアにおいて最もワイン造りが盛んな”小カルパチア地方”に位置し、
標高150〜300mの南に面したなだらかな丘陵地に広がっています。

また、醸造においては最新の設備を導入し、発酵温度をコントロールするなどモダン技術も採用し、とても清潔で衛生的なワイナリーです。
生産量の面では中規模ですが、デイリーワインをはじめ、D.S.C格付け(スロバキア国内のワイン法に基づく)の高品質ワインも生産しています。

ラチャ産の赤ワイン【フランコフカ・モドラ】は、
オーストリア・ハンガリー帝国の女帝マリア・テレジアがとても好んで飲んでいたという史実も残る、
スロバキア人が大好きな赤ワインのひとつです。
現在でもスロバキアではラチャのフランコフカ・モドラが「マリア・テレジアのフランコフカ」と呼ばれることがあり、
毎年ラチャではマリア・テレジアの名を冠したフランコフカ・モドラのコンテストが開催されています。
別名”ブラウフレンキッシュ”は、中欧でよく知られた名前で、
現地では昔からガンや心臓発作を抑制する効果があるという理由からも広く親しまれています。
シナモンの香りが特徴的で、ブラックベリーやイチジクなどの深い香りと綺麗な酸、
チョコレートのような甘くほろ苦い風味が人々を魅了し続けています。

ワイナリー紹介introduce of winery