目次
自宅で練習
☆自宅で練習【導入編】
エレキギターにどんな種類がある?ギターの種類で音は違いますか?
エレキギターの代表的な形は「ストラトキャスター」「テレキャスター」「レスポール」。 ギターの形でサウンドは変わってきますが、同じ形でも素材やパーツなどによってもサウンドは違ってきます。
ギター選びの方法が分からない。あと、本体以外に必要な物は?
初めてのギターを選ぶ基準は、見た目(形や色)とご予算で選べば良いと思います。 気に入った形や色だとやる気も出るので、まずは気に入ったギターを見つけるのが1番です。 また、本体以外でとりあえず必要なものは、チューナーと音を出すのに必要なアンプ(ケーブルも必要)やヘッドホンアンプ(ヘッドホンも必要)があればとりあえず音は出ます。 さらにギタースタンドがあればベストです。 あとは、必要に応じて揃えていけばよいと思いますが、一通りそろった初心者セットを購入されるのも良いと思います。
☆自宅で練習【入門編】
まず覚えた方がいいことってなんですか?(できるようになった方が良いこと)
まずはギターに慣れることです。 右利きの場合「左手で弦を押さえて、右手で弦を弾く」という行動は、普段の生活ではまず行ったことがないことなので、まずはギターを持って適当でもよいので弦を押さえジャカジャカ弾くという動きをして、ギターを弾くという行動に慣れるということが必要だと思います。
習い始めに揃えた方がいいものにはどんなものがありますか?
とりあえずチューナーとバンドスコアなど楽譜があればよいと思います。 「楽譜が読めないんだけど・・・」という方でも、弾き語りやバンドスコアなどにはギターやベース専用の「タブ譜」という分かりやすい楽譜で書かれていますので、この曲が弾いてみたいという曲を見つけて、まずはイントロにチャレンジとかといった感じで徐々に弾けるようにしていくと楽しいです。 チューナーはちゃんと音を合わせないと変な感じに聞こえるので必須です。
弾き語りをするのが夢です。どういった練習をしていけばいいですか?
歌とギター、両方とも同時に練習するのではなく、まずギターから練習するのが良いと思います。 ギターが自然に弾けるようになれば、ギターのことを気にせず歌を歌える(歌に集中出来る)ので、同時に練習するよりもかなり近道になると思います。
平均何ヶ月で弾けるようになる?
毎日ギターを弾いたとすると、頑張れば1ヶ月~2か月ほどで簡単な3コードの曲あたりは弾けるようになるのではないかと思います。 練習の時間(量)にもよりますが、毎日ギターを弾いていれば弦を押さえる指先が1カ月位で固くなってきて、コードを押さえてるのが苦じゃなくなってくると思いますので、そこからは比較的楽しく練習できると思います。
チューニングって毎回必要ですか?また、ギター専用のチューナーはありますか?
毎回必要です。弦は鉄なので弾いているうちに伸びて(チューニングが下がる)きます。 練習前のチューニングはもちろん、練習の途中でもこまめにチューニングをする習慣を。 ギター専用のチューナーだと、ギターに使う音しか表示されないので簡単ですが、半音下げチューニングなどちょっと変わったチューニングには対応していない場合が多いです。その場合は、クロマチックチューナーを。
コードを覚えるよい方法・近道はありますか。
コードはたくさんの種類があり、同じコードでも押さえる位置がいくつかあるので簡単には覚えれないと思います。 まずは形で覚えて、曲をどんどん弾けるようになるようになってしまいましょう。 弾けるようになってくると「この形(コード)ってよくでてくるな」と気がつくと思いますので、そこでこの形は何のコードか?を確認&紐付けていき、徐々にその数を増やしたり、ある指で押さえている所を少し変えれば違うコードになるとかを少しずつ覚えていけば良いと思います。
☆自宅で練習【メンテ・保管編】
毎日練習するけどその都度ケースから出すのは大変。どうしたらいいですか?
ギタースタンドに置くのが良いと思います。 ケースは基本的に移動する際に使用するものと考えて良いと思います。 当分弾かない(1ヶ月以上位?)と分かっている場合は、埃などの防止にもなるのでケースに入れると良いと思います。
ギターを壁に掛けたいけど、落ちないか心配。
落下防止機能が付いたハーキュレスのギターハンガーだと、落下の危険性がかなり軽減されるのでおすすめです。 但し、ギターハンガーを取り付ける壁の強度が弱い場合はハンガーごと落下してしまうので、柱など下地がある場所に必ず取り付けをしましょう。
自宅でギターを保管する際気を付けることはありますか
室温や湿度が極端に高かったり低かったり、またエアコンなどの風が直接あたる場所などは避けた方が良いと思います。 室温は20~25度、湿度40~50%が目安とされていますが、温湿度計などでシビアにチェックしなくても、自分がその空間にいて過ごしやすい環境だと思える場所だとまず大丈夫だと思います。 ハードケースなどに収納している場合は、除湿剤などを入れておくのも安心ですが、1年に1回くらいは交換してあげましょう。
演奏後や普段のお手入れはどのようにしたらいいでしょうか?
演奏後に、クロスでボディやネック、弦などをから拭きしてあげましょう。 それだけで、普段のお手入れはOKといっても過言ではないです。 あとは、弦交換のタイミングで普段お手入れがしにくい指板やピックアップ周りの手入れをしてあげれば良いです。 塗装されている部分は基本から拭きで大丈夫ですが、汚れが気になる方はポリッシュを使用して拭き上げて上げればOKです。 塗装されていない指板などはポリッシュなどは厳禁で、指板用のオイルなどで半年に1度位はお手入れをしてあげましょう。
☆自宅で練習【機材編】
ギター弦やピックなど種類が多くて違いが分からない。初心者におすすめの定番を教えて欲しい。
購入時に張られているギター弦の太さは.009~.042がほとんどです。 これを基準に、もう少し弦の張りが欲しいとか、太くパンチのあるサウンドが欲しい場合は.010~.046など少し太めを張っても良いと思います。 但し、弦を太くすると指への負担も増えますので様子を見ながら選べば良いと思います。 また、弦のブランドが違えばテンション(弦の張り)やサウンドも変わってきますので、お気に入りのブランドを是非見つけて下さい。 ピックは、初めのうちは三角の形が3辺使えるのでお得&おすすめです。 厚さは0.8mm~1.0mm位の厚さが良いと思います。 薄ければ、高音域がパリッとしたサウンドに、厚ければゴリッした中音域が出やすいです。 素材によって触り心地も違いますので、弾きやすい素材・形・厚さを見つけて下さい。
初心者セットに付いていたシールドが壊れてしまった。安いケーブルと高いケーブルの音や丈夫さの違いは?
初心者セットに付属してくるシールドは、おまけ程度と考えてもらった方が良いです。 ケーブルの中に使用されている芯線も華奢なのがほとんどなので、サウンドも細くなってしまいがちです。 ケーブル専門で作っているブランドの製品は、造りもしっかりしているので購入の際には目安にされると安心です。
アンプやヘッドフォンは楽器用を選んだ方が良い?
アンプは専用をおすすめします。 例えば、ギターアンプにアクティブタイプ(電池入り)のベースやシンセなどを繋ぐと、期待していたサウンドだけでなくアンプが破損してしまう可能性もあるので、アンプに関しては専用の物をおすすめします。 ヘッドフォンについては、気に入ったサウンド物のを使用してもらえればとりあえず問題はないと思います。
持ち運びできる小型のアンプはありますか?
軽量で小型なアンプはたくさんあります。 最近では、充電式のアンプもあり、演奏したい場所に電源がない場合でも充電式のアンプを使用すれば演奏可能です。 但し、持ち運びできるアンプの場合、軽量=出力が小さいという場合がほとんどなので、ライブなどでは使用出来ない場合があるので注意が必要です。
弦は切れるまで変えなくてよい?素人でも弦は張り直せる?
弦交換のタイミングですが、巻き線側(太い方の弦)ではなく、つるっとした細い方の弦がくすんできたら交換のタイミングです。 交換してすぐに3弦だけ切れたなどの場合は、バラ弦での交換でも良いのですが、基本はセットで交換をしましょう。 弦交換は、ギターを弾いていくのであれば必ずしなければいけない作業なので、是非自分で出来るようになっておきたいです。
ピックがどんどん削れます。どこまで使えるの?ピックを使わなくても弾けるの?
最初のうちは変に力んでしまうので、ピックが削れやすくなってしまうと思います。 慣れてくると、あまり削れなくなってくると思います。 また、削れて丸くなってくると引っかかりがなく弾きにくくなってきますので、そうなると交換時期です。 ピックがなくても弾けますが、ピック無しの方が演奏するのが難しいと思います。
好きなバンドの曲を練習していますが、同じ音が出ません。かっこよい音を出すためには何が必要ですか。
まずは好きなアーティストの使っているギターやアンプ、エフェクターなどに近い機材やセッティングにすることで少しは近づけると思います。 マルチエフェクターを使用して、いろいろなエフェクターの組み合わせを駆使して、近いサウンドを作るのも可能です。 あと、弾き方やピッキングの位置(弦を弾いてる場所)などでもサウンドは変わってくるので、好きなアーティストになりきって演奏するのも重要です。
初めてのエフェクター。コンパクトとマルチエフェクターどちらを選べば良いのでしょうか?
極端に言うと、出したいサウンドがストレートなサウンドに聞こえる場合はコンパクト、いろんな効果が混ざって聞こえる不思議なサウンドに聞こえる場合はマルチがおすすめです。 ただ、個人的には初めてのエフェクターはコンパクトの方が良いと思います。 マルチは、たくさんのエフェクターが入っていて便利なのですが、どのエフェクターがどんな効果があるなど初心者の方には分かりづらいと思います。 まずはコンパクトから入って、次に何が必要か?で徐々に増やしていくのが良いと思います。
スマホだと音が綺麗に撮れません。綺麗な音で演奏を録音したいです。どうしたらいいですか?
録音の基本はレベル調整です。 1番大きいなと思う音を出しながらスマホで最大レベルやオートレベルの設定をすれば、ほぼ音割れなく録音できると思います。 また、内蔵マイクでは限界があるので外部マイクを使用すると、さらにクリアなサウンドでの録音が可能になると思います。
☆自宅で練習【消音編】
ギターに直接ヘッドホンを繋いでも音が出ません。ギターにヘッドホンやイヤホンはつけれる?
ギターのジャックにヘッドホンを直接挿しても、残念ながら音は出ません。 アンプに繋いでアンプのヘッドホンヘッドアウトや、ヘッドホンアンプなどを繋ぐとヘッドホンから音が出ます。 ギターからの信号は出力が弱く、アンプやヘッドホンアンプで出力を上げることでヘッドホンから聞こえるという感じになります。 因みに、エフェクターのアウトにヘッドホンに繋いでも同様に音は出ません。
大きな音が出せないので静かに練習したい。でも、自分の音はしっかり聞きたい。
エレキギターの場合は、ヘッドホンアンプの使用やアンプのヘッドホン端子を使用すれば、生音は比較的小さいけどヘッドホンからはしっかり聞こえるという状態で練習が出来ます。 アコギの場合は元々の生音が大きいので、弱めに弾くことで少し音量を抑える等の工夫が必要ですが、夜の練習はなかなか難しいと思います。 サイレントピックの使用や、ミュートやサウンドホールカバーなどで若干の弱音は可能です。 但し、サイレントピックの場合は少し弾きずらかったり、ミュートなどの場合は音色などが少し変わったりと、エレキのようにはうまく弱音が出来ないのが現状です。 ヘッドホンやアンプへの接続が可能なアコースティックのサイレントギターもありますので検討してみるのも良いと思います。
☆自宅で練習【パフォーマンス編】
ライブで格好良くみせたい。練習から気をつける事は?
自宅では座って練習される場合が多いと思います。 ライブではほぼ立っての演奏になると思いますので、演奏する際の雰囲気がかなり変わってきます。 ギターの位置も変わってきますし、指板を見る視点も変わってきます。 少しの変化かもしれませんが、やってみるとかなり違うと思いますので、練習の時から立って練習したり手元を見ずに演奏するなど立って弾くのに慣れておきましょう。 また、棒立ちもライブの時はカッコ悪いと思いますので、身体や脚でリズムを取るなどの練習もしておいた方が良いと思います。 あとは、好きなアーティストやかっこいいと思う演奏や奏法のまねをしてみるのも良いです。
本番まであまり時間がない場合、1曲とりあえず早く形にしたい時のおすすめの練習法は何かありますか?
難しくてまだ弾けない部分は、とりあえず「しろたま」でごまかしつつ、弾ける部分は手元を見なくても弾けるよう精度を上げておけば良いと思います。 弾ける部分をしっかり弾いておけば、弾けない部分のカモフラージュになるかも。
スタジオに集合
☆スタジオに集合【導入編】
スタジオのルールが分からなくて怖い。絶対に気をつけた方が良いことは?
スタジオによってルールが違うと思いますが、スタジオ終了時間は厳守がほとんどです。 電車が遅れたなどの都合で、スタジオ開始時間が遅くなったからといって、その分終了時間を遅らせるは厳禁です。 次のバンドの練習が入っていたりするので迷惑になります。 あと、飲食もNGな場合がありますので、スタジオに確認を取っておいた方が良いです。
スタジオ選びのポイントってありますか?
立地条件(駐車場の有無やメンバーが集まりやすい場所)と価格でまず候補を挙げるのが良いと思います。 スタジオ代金が安くても、駐車場代金や電車・バス・タクシーを使ったりすると結果高くなってしまう可能性も。 あとは機材ですが、特にドラマーが気持ちよく叩けると良い結果になる場合が多いので、ドラマーが納得するスタジオが良い結果になるかも。
☆スタジオに集合【準備編】
機材は基本的に持ち込み?スタジオ練習の際に必要な物は何がありますか?
PAやギター/ベースアンプ、ドラムセットなどは基本的に用意されている場合がほとんどですので、楽器本体やケーブル、消耗品(ピック・弦・スティックなど)は持ち込みになります。 自宅で練習している際の音の出口(アンプやヘッドホン)までの機材で必要と思う機材を持って行けば大丈夫です。 ギタリストの場合は、ギター・ケーブル・ピックがあれば(出来ればチューナーも)とりあえず音は出ます。
人と合わせる時にあった方が良い機材はある?
特に初心者の場合、カバーしている曲のテンポが速くて弾けない等の問題があると思います。 ベースはそのままのテンポで弾けるけど、ギターは弾けないなどの問題がある場合は、元の曲のテンポで演奏ではなく、自分達のバンドのテンポを決めると良いです。 何度で話し合って「この曲は少し遅め」「この曲は元のテンポで」といった感じでテンポを決めて自宅でメトロノームなどを活用して練習。 で、スタジオに入ればパートによってテンポがバラバラ問題が少しは解消されると思います。 尚、メトロノームは振り子タイプよりは、テンポがはっきり表示されるデジタルタイプがおすすめです。
スタジオを利用する場合、シールドの長さはどれくらい必要ですか?
スタジオやライブの場合、立って弾く場合がほとんどです。 その場合、ギターから床までが約1m、アンプと床までも約1mと考えると、3mのケーブルだと余裕が1mしかないので、ちょっと移動したらケーブルがピーンと張ってしまったり、メンバーと一緒に楽譜を見ようとするとケーブルが短くて一緒に見れないなど問題が発生します。 その為、スタジオ練習の場合は最低5mは用意しておいた方が良いです。 エフェクターを使用する場合も、5mを2本とか少し長さに余裕を持って使用するのをおすすめします。
ケースがボロくて破れかけてます。エレキ用のケースは何でも入りますか?持ち運びにお勧めのケースはどのような物ですか?
ケースは、ギターの形状によって収納が可能かが変わってきます。 一般的なギターの場合は、ほぼ汎用ケースで大丈夫と思いますが、ボディ形状やヘッド形状が特殊だったりする場合は入らない可能性もありますのでサイズの確認が必要です。 おすすめは、少し厚手のギグバックタイプで、さらにリュックタイプのケースだと肩への負担も少なく自転車などでも運びやすいのでおすすめです。 また、ケーブルや小物も収納したいという方は、収納ポケットの数がどれくらいあるかも参考にして選べば良いと思います。 ケースは大切な楽器を持ち運んだり保護するのに重要です。 もし破損が見つかった場合は、大切な楽器を壊してしまう可能性があるので早めに交換をしましょう。
エフェクター等のACアダプターは持っている方がいいですか?
オーバードライブなどの歪み系の場合、消費電流が少ないので電池でも比較的持ちますが、ディレイなどの空間系の場合は消費電流が大きいので、電池の場合数時間しか使用出来ない場合もあります。 その場合はアダプターがあれば安心です。 また、電池が早くなくなるな・・・と思われる方はアダプターを導入されると良いと思います。
スタンドや譜面台を持ち運びたいのですが、一番軽いものは何ですか?
素材がアルミ製の場合は比較的軽量で持ち運びに便利なのですが、特に譜面台の場合は重い楽譜などを置いた場合に不安定になりやすいです。 逆にスチール製の場合、重い安定感があります。 ギタースタンドも同様で、スチール製などスタンドが重いと安定感があり、軽いと安定感はなくなります。 持ち運びやすさと安定感のバランスを考えて選べば良いと思います。
立って弾きやすく、肩も痛くならないストラップってありますか?
立って弾く場合、長さの調節が重要になります。 ギターのポジションがしっくりこないと、なかなか良い演奏が出来ません。 まずは、楽器がおへその位置くらいに調節してから、上げ下げして弾きやすいと思った長さに調整すればOKです。 ストラップの長さ調節ですが、長さ調節が無段階で出来る製品と、革製ストラップなどでは穴の位置で調整するタイプがあります。 また、幅が広くクッション性に優れた素材だと肩へのの負担は少ないですが、一般的な幅&素材の製品の方がデザインや色が豊富です。 まずは気に入った色やデザインの物を選んでみて、肩が痛いなど気になるようなら別のを探す感じで良いと思います。
☆スタジオに集合【現場編】
大きな機材に触れたことが無い。どのような順番で繋げば音が出る?
機材の電源が入っていなければ特に接続順はないと思いますが、電源の入れ方は基本順番がありますので、電源の入れる順番を含めた接続順を紹介します。 まず、アンプの音量が「0」になっているのを確認。 次に、真空管アンプで「パワー」と「スタンバイ」のスイッチがある場合は、まず「パワー」をオン(スタンバイはオフのまま)にします。 「パワー」しかないアンプの場合はオフのままです。 次に、アンプの「インプット」とエフェクターがあればエフェクターの「アウト」を接続。 で、エフェクターの「イン」とギターを接続します。 ここでよくあるミスが、エフェクターの「イン」とアンプの「イン」を繋いでしまううっかりミスがあるので、「アウト」→「イン」に接続されているかを改めて確認を。 で、全て接続されているか確認出来たら電源を入れていきます。 エフェクターがある場合はエフェクターの電源をまず入れてからてから、アンプの電源(真空管アンプの場合スタンバイ)をオンにすればOKです。 リハ後の撤収時は、まずアンプの音量が「0」になっているのを確認。 次に、アンプの「スタンバイ」をオフにしてから「アンプ」のインプットに挿しているケーブルを抜きます。 あとは、エフェクターの電源を切ったり接続したケーブルを抜いて片付けます。 最後にアンプの「パワー」をオフにすれば終了です。 これからリハ開始の場合は「ギター」→「エフェクター」→「アンプ」という感じのギター出発で電源&接続をして、終わる場合は逆にアンプ出発で電源&接続を外していけば確実だと思います。
ドラムの音が大きくて自分の音が聞こえない。
スタジオのドラムのようなアコースティックドラムの場合は音量が変えれませんので、ドラムを基準にギターやベース、ボーカルなどの音量を決めていけば良いと思います。 もし他のメンバーに「ギターの音が大きくてドラムが聞こえない」などと言われた場合、自分の音だけを聞いて他の楽器の音を聞いていない場合が多いので、他の楽器の音が聞こえつつ自分の音も聞こえるベストな音量を見つけて下さい。 また、立ち位置によって聞こえ方が変わってくるので、音量だけでなく位置も重要です。
家で練習した音が出ません。どうしたらよいですか?
自宅での音量とスタジオでの大きい音の場合は聞え方が変わります。 特に自宅では良い感じの歪みでも、大きい音にすると歪みすぎている場合が多いので、自宅でのセッティングとスタジオでのセッティングはある意味別物と割り切った方が良いと思います。 初めは大きいアンプでのサウンドメイクになれていないので苦戦すると思いますが、慣れてくれば大丈夫なのでスタジオで大きいアンプに慣れるという作業も必要です。
スタジオのアンプは色んな音が出せますか?
基本どのアンプもクリーンサウンドとドライブサウンドの2種類の音が出ますが、エフェクト(コーラスやディレイなど)は入っていないアンプがほとんどです。 また、ドライブ(歪み)の量はアンプによって異なりますので、ガッツリ歪んだサウンドを出したい方などは、ドライブペダルなどのエフェクターを用意されていた方が安心です。 各ブランド個性がありますので、あれこれ使ってみてお気に入りのブランドを見つけて下さい。
練習の音を録音したいのですが、手軽に音が割れない様にとる方法はありますか?
スマホやレコーダー内蔵のマイクで録音する場合は、スマホを設置する場所決めが重要になってきます。 スマホをいつもとは逆の向きで置いてみたら良い結果になったなどありますので、まずは場所をあれこれ試してみるのが良いと思います。 また、スマホにタオル等を被せると比較的音割れしにくく録音できる場合もありますので試してみるのも良いと思います。
☆スタジオに集合【番外編】
シンクルームを利用する際に必要なものは?
PCとオーディオインターフェイスが必要です。 また、インターネット回線を使用するのですがWi-Fiは不安定な場合が多いので、できれば光通信&LANケーブルでの有線接続が推奨です。 あとは楽器はもちろん、モニター用のヘッドホンやイヤホン、トーク用のマイクなどコミュニケーションに必要な機材があれば始めることが出来ます。
本番目前!ステージ準備(セッティング)
☆本番目前!ステージ準備(セッティング)【準備編】
スタジオ練習は何度が経験したが、ライブに初めて挑戦するときに必要な機材はある?
リハーサルスタジオへ行く場合と基本的には変わりないのですが、交換用の弦や交換に使用する工具、ピックなどは用意しておいと方が良いです。 また、楽屋など控え室に機材を置いておく際、対バンの方々の荷物も同じ場所に置かれるので、自分の機材が分かりづらくなってしまう場合があります。 機材にバンド名を書いたシールなどを貼っておく等、目印を付けておけば便利です。 また、忘れて帰ってしまった場合も、ライブハウスに問い合わせる際の目印になるので安心です。
ステージの規模によって揃える機材は変わって来ますか?
基本的にステージの規模によって機材を変えることは基本ないです。 ただ、大ホールなどかなり大きいステージの場合、立ち位置とアンプまでの距離が離れてしまう場合があるのでケーブルの長さに注意が必要です。 いつもより長いケーブルが必要になる場合があるので、大ホールなどの場合は事前に確認をしておいた方が良いと思います。
学校の体育館で演奏します。アンプはどうやって選べばいいですか?
声以外の音響(PA)があるかないかで変わってきます。 ボーカル以外の楽器にもPAがあり、モニターもある状態だと基本どんなアンプでも大丈夫です。 ただ、家庭用の小型アンプは大きいアンプに比べて熱に弱い場合が多いのと、さすがに見栄えが悪いということもあるので使わない方が無難です。 PAがない場合は、ステージでドラムの音量に負けない位の出力のアンプ(ギターやキーボードだと50W位、ベースだと300W位)だったら大丈夫です。 お客さんにはステージ前まで来てもらい盛り上がってもらいましょう。 PAが歌以外ない場合、たとえ100Wのアンプをフルでならしたとしても体育館の奥の方は何を演奏しているか分からないくらい反響してしまうので、PA無しでちゃんと聞こえるようにするのは無理です。
野外でバンドをするなら、どういった機材が必要?
まずは電源と声関係(ボーカル)のPAが必須です。 あと、床が土の場合は簡易ステージを作るかブルーシートなどを敷いて埃対策をしてください。 電源回りとステージが確保できれば、あとはPAと楽器類(ドラムセットやアンプ類、各種スタンド)があればなんとか出来ると思います。
断線し難いケーブルはありますか?あと、ステージではどのくらいの長さが必要でしょうか。
ギターを買ったときに付いてくるシールドは、正直断線しやすいです。 ケーブル専門で作っているブランドの製品を使用されるのが安心です。 長さはステージの大きさにもよりますが、5m~7m位あれば大丈夫だと思います。 ケーブルを踏まないなど、基本的な使い方によっても大きく変わってきますので大切に取り扱うのが1番です。
ステージを動き回りたいのですが、ケーブルが邪魔です。良い方法はありますか?
ワイヤレスを使えば、ケーブルについてのわずらわしさが解消されます。 最近では比較的リーズナブルなワイヤレスもあり、ギターとベースなどメンバーが同時に使用出来るよう複数台を同時に使用出来る機種がほとんどです。 自宅での練習にもワイヤレスは楽なので1台は持っていても損はないかと思います。
ステージにはスタンドは通常あるのでしょうか。
ライブハウスの場合は、備え付けで設置されていると思います。 イベント会場やホール等での場合は、まずないと思った方が良いと思いますので持って行った方が無難です。
付属品を持ち運ぶのに都合の良いケースはありますか?
弦やピック、クロスなどの小物入れには、小さめのエフェクターボードが便利です。
いざ、ライブ本番へ
☆いざ、ライブ本番へ【現場編】
ライブ前に弦を交換した方が良いという人としない方が良いという人が居ます。どちらが正解ですか?
弦交換になれている方の場合は、チューニングが安定する貼り方が出来るのでライブ前でも良いと思いますが、弦交換にあまりなれていない方の場合は。 余裕を持って1~2日前の交換が安心です。
ライブで動きまわって演奏したいのですがケーブルなどが絡まない方法がありますか
通ってきたルートを元通り戻れば大丈夫です。 上手から下手などへ動いた場合、どのモニタースピーカーの間を通ったか、他のプレーヤーの前を通ったか後ろを通ったなどを覚えておいて、そのままの間違えずに戻ればケーブルが絡まったり引っかからなくなります。 慣れている方ほど歩く場所など考えて動いています。
ステージで歩きながら演奏したいです。良い方法はありますか?
普段の練習の際に、足踏みしながら弾いてみるとか、前後や横にステップを踏むなど動きながら弾いてみることで動きながらの演奏になれることがまず重要です。 普段から動きながらの演奏も練習しましょう。
観客の有無で音の聞こえ方は変わる?リハーサルと同じセッティングで良い?
お客さんの人数や服装で会場のサウンドは変わってきますが、ギターアンプの音量などはリハーサル後は変えてはいけません。 勝手に変えると出音のバランスが変わるのでPAさんが大変なことになります。 出音のバランスや音色はPA側で調整してくれますので、ライブパフォーマンスに集中でOKです。
ライブを盛り上げる余興に使えるアイテムはありますか?
イントロやギターソロなどでギターを弾かず「オタマトーン」のようなメロディ楽器で演奏するのもアリだと思います。 また、ギターが弾けないボーカルの方が「インスタコード」でイントロなどを弾いたり、弾き語りをするなども良いと思います。 ただし、ある程度ちゃんと演奏できないとグダグダになってしまいかっこ悪くなってしまうかも・・・
カッコよくパフォーマンスするにはどんなものを揃えたらいいですか?技術以外に。。
いろんなアーティストのライブなどを参考に「かっこいい!」と思うパフォーマンスを真似てみるのがおすすめです。 鏡のあるリハーサルスタジオなどで動きの確認をしてみるのも重要です。
音量調節を都度行いたい場合はどのようにすればよいですか
ライブハウスなど音響さんがいるライブの場合、勝手にボリュームを変えるのは基本NGです。 MC時に音量を0にするや、ソロ時に少し音量を上げるとかは問題ないですが、音量の変化が大きい場合はリハーサル時に、PAさんに「この曲は曲中に音量を変えます」などあらかじめ打ち合わせをしておかないと、急に音が聞こえなくなったり爆音になったりとトラブルの原因になります。 ソロで少し音量を上げたりなどの音量調整は、足元でボリューム調整ができるボリュームペダルがあると便利です。
☆いざ、ライブ本番へ【配信編】
ライブの動画を配信したいのですが、どんな機材が必要ですか?
スマホ1台で配信することも可能です。 まずは、スマホ1台でなるべく良い音&良いアングルで撮影出来るよう工夫してみるのをおすすめします。 さらにこだわった配信をしたい場合は、Rolandの「GO:LIVECAST」や「AeroCaster VRC-01」をiPadと組み合わせて使用することで様々な演出も可能です。
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