～夏素材で秋コーデ～
オレンジとボルドーで秋を意識した晩夏スタイルを

残暑厳しい8月の終わり。
続々と登場する秋冬素材の新作に心惹かれるものの、実際に袖を通せるのは数ヶ月先となると、9月・10月は何を着よう…
夏から秋へ、季節の変わり目に陥りがちなモヤモヤした気持ちを解消してくれるのが、秋色のリネンです。

温かみがあって彩度が控えめな落ち着きのあるオレンジとボルドーのfogの新作を使った、今すぐ楽しめる秋色コーデをご紹介します。

鮮やか過ぎると元気なイメージが強過ぎるオレンジですが、彩度が控えめで落ち着きのあるPRALINE (プラリーヌ)という色は柿色みたいな感じで、大人っぽい雰囲気。日本人の肌にも馴染みのいい色味なので、決して派手過ぎることがなく楽しめます。

落ち着きのある色味なので差し色ではなく、コーディネートの主役色として楽しむのが今年らしいオレンジの使い方。リネンという素材ならではの素朴さも色の強さを抑えてくれます。

同じく秋色のボルドーとの組み合わせが新鮮です。暖色同士なのに不思議と甘さが無くてオシャレな印象です。

オータムカラー同士のコーデなら一段と秋感が深まります。オリーブグリーンのパンツはヘリンボーン素材のリネンで、より秋っぽく。

オレンジ色に抵抗があるなら、顔に近いトップスは着慣れたグレーで。自分にとっての挑戦色はボトムスで取入れることで「似合わないかも」という不安を払拭します。

細かなギンガムチェックの裾からオレンジ色を覗かせれば、モノトーンのギンガムチェックをいつもと違った雰囲気で楽しめます。

秋冬ならではの色、ボルドーってウールやカシミヤ、ベルベットなどの起毛素材が多いイメージです。だから、リネンってところが新鮮なんです。朝晩、カラっと乾いた空気を感じたら、すぐに着られるリネン素材のボルドー色のワンピースで季節先取りを快適に楽しめます。

真っ白を合わせるより、生成り色みたいなナチュラルカラーとの合わせが円やかで秋らしい雰囲気を作るコツです。

ボルドーのラップワンピースの胸元にカーキブラウンのオータムカラーを入れて優しくまとめます。スカートを合わせたり、黒色パンツを合わせても素敵です。

夏は白パンツを合わせていた青みの強い知的な印象のブルーのチュニックは、ボルドーのスカートを合わせて秋らしい雰囲気に。