リピーター多数!身近な人へのプレゼントにも最適☆ 10年以上の販売実績を誇るロングセラー座椅子の魅力に迫る!

こんちには! 私たちは座椅子専門メーカー『明光ホームテック株式会社』です。楽天やAmazonでは『座椅子生活』というショップ(ブランド)名でさまざまなタイプの座椅子をご紹介しています。

当社が企画・設計する座椅子は、日本全国で年間130万台以上流通しています。
その裏で、日々新たな座椅子の開発にも努めており、その数は、世に出ないものも含めて年間100以上にのぼります。

そんな中、発売から10年以上を経た今もなお、ロングセラーを続ける商品があります。 その名も『ロングセラー座椅子』……って、そのまんまのネーミングですみません(笑)。

今回はその『ロングセラー座椅子』の開発デザイナーである松久に話を聞きながら、当製品の魅力をお伝えしたいと思います。

『ロングセラー座椅子』 開発コンセプト

――この商品の販売はいつから?

松久:この座椅子が初めて販売されたのが2010年の秋。当時は、今のようにECサイト等ではなく、ホームセンター等の店頭が売り場の主流でした。そこでは型番で呼ばれることがほとんどなので、もともと商品名はなかったんですよ。
ネットでの流通が本格的に増えてきた際に『やっぱり商品名があった方がいいよね』ということで検討したんですが、その当時で既に当社のロングセラー商品となっていたので、『一番伝わりやすいのは“ロングセラー座椅子”だよね』ということで、そのまま商品名にしてしまいました(笑)

――開発当初のコンセプトは?

松久:当時、店頭に置かれている座椅子のほとんどは比較的安価なものが多く、デザインも中性的な当たり障りのないものが多かった。一方で、多少高価になっても機能面が充実した座椅子へのニーズもありました。
ホームセンターといえば中年男性のお客様の購買が多かったので、今でいうアクティブシニアの方に向けて、機能性とインテリアとしてのデザイン性を兼ね備えた高級志向の座椅子を、というイメージで開発をスタートしました。

発売開始以来10年以上、ロングセラーを続ける理由

――発売から10年以上の長きにわたり人気を維持している理由は?

松久:開発にあたって目指した『高い機能性とデザイン性の両立』を実現できたことが、人気の理由ではないかと思っています。まずは機能性の特長からご紹介します

① リラックスしやすいリクライニング機能

ヘッド、背もたれ、共にそれぞれ最大180度から14段階の細かい調整が、座ったままで自在に可能なところ。 ヘッドの角度調整によって目線を一定に保つことができるので、楽にテレビを見ることができます。 背もたれの調整は車のシートのようにレバーを操作するだけなので、座ったまま簡単にお好みの位置にリクライニングできます。

② 360度回転

ボールベアリング入りの回転盤を使用することで、座ったままスムーズな動きで360度、向きを自由に変えることができます。

③ ボリュームのある肘置き

一般的な堅くて幅が狭い肘置きと比べて、ゆったりしたクッション性と厚みで腕をやさしく支えてくれるので、肩への負担も軽減し、安定感があり自然な体勢でリラックスできます。肘置きにボリュームがあると、手を付いて立ち上がるときにも楽です。

便利なサイドポケット

左側の肘掛けにポケットが付いているので、リモコンや小物、読みかけの雑誌などを入れることができ、とっても便利です。

愛され続けて10年 ロングセラー座椅子 もっと詳しく

発売開始以来10年以上、ロングセラーを続ける理由

――発売から10年以上の長きにわたり人気を維持している理由は?

松久:開発にあたって目指した『高い機能性とデザイン性の両立』を実現できたことが、人気の理由ではないかと思っています。まずは機能性の特長からご紹介します

① 立体縫製

見た目の最大の特長は、全体に立体感が出るように工夫してあること。
レザーとメッシュという異素材を組み合わせることで、リズムと重厚感が生まれ、高級な印象になります。加えて、立体的なフォルムをつくるために縫製にもこだわっています。表面のレザー(合成皮革)ですが、単に生地と生地を縫い合わせるだけでは、のっぺりしたフラットな印象になってしまいます。そこで、実はその裏側にふっくらとした綿を縫い込んであり、それによって丸みをおびたフォルムを生み出しています。

② シート構造

多様なクッション材を複合的かつ立体的に組み合わせることで、最適な座り心地と同時に、耐久性も追求しました。例えば座面は、まずEPEという素材の上にチップウレタンを重ね、それをさらにスラブウレタンでくるみ、その上に樹脂綿と低反発ウレタンを入れています。背もたれは、中央のメッシュ部分に低反発ウレタンを入れることで、体圧を分散し衝撃を和らげると同時に、背骨に沿ってぴったりフィットするようにしました。

③ ソファのようなボリューム感

横幅に広さを、背もたれに高さをもたせることで、首から頭への安定感が保たれます。また、座面と背もたれに肉厚なクッションを使用することで、身体が包み込まれるようなゆったりとした座り心地を実現しました。
さらに座面に16cmの厚みをもたせることで、へたりにくくすると同時に、膝の悪い方でも無理なく立ち上がれるよう配慮しました。

④ レザー調の素材が生む高級感

表面にうっすらとウロコ模様が施された手触りなめらかなPU(ポリウレタン)レザーを使用することで、ラグジュアリーな雰囲気を演出しました。カラーバリエーションも、スタイリッシュでクールなブラック、明るく上品なアイボリー、大人リッチなキャメル、温もりのあるダークブラウン、インパクトがあってお部屋のアクセントになるレッドと、色にこだわりたい方にお応えできるよう豊富に揃えました。※レッドとライトブラウンの素材はPVCです

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『ロングセラー座椅子』 開発秘話

――数々の工夫が込められた『ロングセラー座椅子』ですが、開発にあたって苦労した点は?

松久:苦労というか、いちばん試行錯誤を重ねたのは縫製ですね。

デッサンや図面上で完璧に設計したと思っても、やっぱり試作して座ってみないとわからないことは多い。いくら見た目や形が良くたって、使いにくかったら意味がない。
当時、僕はデザイナーとして7~8年経った頃。デザインは自分で考えるんですが、縫製は社内の別の方にやってもらっていました。するとどうしても細かい意志の疎通が難しかったり…何度も修正してもらううちにどこかで妥協せざるを得なくなって、結局平凡なものになってしまったり…。ある意味、当時のモノづくり環境の限界を感じていたというか、これ以上は自分自身でやるしかないと思ったんですね。

そこで会社にお願いして、ミシンを導入してもらい、作業場所も設けてもらって、初めて思う存分取り組んだのが『ロングセラー座椅子』なんです。

これからも愛され続ける『ロングセラー座椅子』であるように

――そんな試行錯誤が、長く愛され評価される商品につながったわけですね。

松久:ECサイトで販売するようになってから、お客様の声が直接届くようになり、そこで初めて気付いたことなんですが、ロングセラー座椅子は実はプレゼント、贈りものとして購入いただいているケースが非常に多いんです。

ですが自分自身、考えてみれば、本当にいいと思ったモノは人に勧めたくなるし、大切に思ってる人にプレゼントしたくなる気持ちはすごくわかりますよね。広い意味で言えば『自分への贈りもの』という考え方もありますしね

――そういったニーズも踏まえ、『ロングセラー座椅子』をどのように使ってほしい?

松久:開発にあたって、座椅子としての座り心地、使い勝手の良さを追求するのは当然ですが、この製品はそれに加えてインテリアとしての存在感、満足感をご提供したかった。

ですので、生活の中で『ロングセラー座椅子』の存在がアクセントになるというか、お使いいただく方の生活空間の充実、心の充実に少しでもつながればいいなぁと願っています!

終わりに

いかがでしたか?
今回は当社の看板商品のひとつ『ロングセラー座椅子』の魅力について、開発を担当したデザイナーが込めた思いとともにご紹介しました。当社では、まだまだ他にも皆様のニーズにお応えする座椅子を取り揃えておりますので、順次こちらでご紹介していきたいと思っています。

今後とも当ブログとのお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします!